気分はガルパン、、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

継続高校 T34-76(アリ車&レイノ車・最終章仕様)を作りました

2024年12月24日 | ガルパン模型制作記

 ガルパン最終章第4話の劇場での初視聴にて印象に残ったもののひとつに、序盤の包囲戦にて継続高校チームのアキが示した上図の手描きの対陣配置図がありました。試合中に砲撃もこなしつつ短時間でよくここまで描けたな、と驚きましたが、それ以上に継続高校チームの布陣の様子が初めて分かったことが感動的でありました。

 この時点でヨウコのⅢ号突撃砲が隠密行動を取っていて除外されますから、図に示される8輌と合わせて9輌が、この時の継続高校チームの全兵力であるのか、と思いました。
 ということは、試合開始時の15輌のうちの6輌もが、既に撃破されていたのか、と悟りました。視聴した限りでは凍った川付近での交戦で1輌、雪だるまからの奇襲時に応戦されて2輌、五十鈴華の芸術的な射撃で2輌、の計5輌ぐらいか、と数えていたからです。

 そして対陣配置図の右には「うちらとタミたち」とあって、これはBT-42と随伴のT-26の部隊だと分かりました。反対側の「シープがーるず」はリーゼントの連中か、シープって何だろう、図の描き方からしても戦車はKV-1だろうな、と考えました。

 

 そして下の「アリぐんだん」には、アリって子が居るのかと察し、おそらくアリがリーダーの小隊だろうな、と思いました。直前の序盤戦にてBT-42以下の本隊と連携していたT34/76が少なくとも2輌視認出来ていましたので、おそらく「アリぐんだん」とはT34/76で編成された小隊なのだろう、T34/76はもう1輌いて、この3輌になっているのだろう、と察しました。

 

 その推測は、上図のスキージャンプ台とみられる施設での対峙シーンにて間違っていなかったことが分かりました。御覧のように3輌のT34/76が横一列の隊形を組んで大洗女子学園チームに砲口を向けていました。中央の1輌が迷彩で目立つので、これがリーダーのアリの搭乗車だろう、と察しました。

 

 その後の急斜面の直滑降シーンでアリが登場し、上図の迷彩のT34/76がアリの搭乗車だと確認出来ました。

 

 冬季ホワイトカラーの2輌のうちの上図の1輌は、スキージャンプ台とみられる施設での対戦にて大洗女子学園のポルシェティーガーやマークⅣの降下時の足場にされて押しつぶされ、次いで砲撃を受けて無力化されました。

 この車輌の車輪は、よく見ますとホワイトではなく、ブラウン系のカラーで塗られているのが分かります。大半に雪がこびりついているので見えにくいですが、公式設定資料図でもブラウン系の色が確かめられます。

 

 それで、残った1輌がアリの搭乗車と共に急斜面の直滑降シーンまで行動し、車長のレイノも登場してその搭乗車と確認出来ましたが、その後のマークⅣとの格闘戦で撃破され、戦列より除けられました。

 このT34/76の迷彩とホワイトの2輌を、手持ちのジャンクパーツで作れそうだな、と思いついたのは11月半ばのことでした。

 

 手元には、タミヤのT34/76やT34/85のキットでプラウダ高校チームの所属車などを製作した際に、部品取り用として使った同型車キットの残りパーツ類が車体2輌分、転輪なども劇中車と同じディスクタイプのものが1輌分、細かいパーツに至っては4輌分ぐらい貯まっていました。

 しかし、六角形の砲塔や履帯などは転用して無くなっていましたので、これだけではパーツ不足で製作には進めませんでした。その数日後にたまたまサークルでの売買譲渡会がありましたが、そこでも目指すパーツ類は見つかりませんでした。

 

 それで、不足している六角形の砲塔や履帯、転輪の一部をタミヤカスタマーに注文して取り寄せました。上図のパーツ類が届いたのは12月7日のことでした。その翌日から2輌まとめての製作に取り掛かりました。

 

 組み立ては2日で完了し、2輌のT34/76が上図のように仕上がりました。

 

 塗装も2輌まとめて行ない、ホワイトで吹き付けて塗りました。

 

 片方を迷彩とすべく、上図のミスターカラーの43番のウッドブラウン、それから136番のロシアングリーン2で筆塗りにて塗装しました。

 

 迷彩が仕上がった状態です。劇中では転輪や履帯に雪がこびりついていますが、それらの雪を取り払った状態にて再現しました。転輪の迷彩は、雪で隠れている部分もあったために明確には分からず、推測で仕上げました。

 

 「アリぐんだん」のリーダー、アリの搭乗車の勇姿です。

 

 レイノの搭乗車のほうは、車体はホワイトですが、車輪は前述したようにブラウン系のカラーになっています。劇中で車輪にこびりついた雪を取り払った状態にして、43番のウッドブラウンで塗りました。

 塗りつつも、継続高校チームの車輌にブラウン系のカラーというのは今回のT34/76が初めてだなあ、と気付きました。おそらく、車輪もホワイトのままにすると、プラウダ高校チームの所属車と変わらなくなってしまうため、差別化の意味でこちらの車輪を別のカラーでまとめたものと推測されます。

 

 「アリぐんだん」の1輌、レイノの搭乗車の勇姿です。

 

 以上で、継続高校チームの「アリぐんだん」のT34/76の2輌、アリ搭乗車およびレイノ搭乗車が完成しました。製作日数は、2023年12月8日から12月11日までの4日でした。組み立てに2日、塗装および塗装後の組み立てに2日かかりました。

 今回はタミヤのミリタリーミニチュアNo.59のキットの余剰パーツ類の活用も兼ねて、T34/76の2輌を一気に仕上げました。仕様はプラウダ高校チームの所属車と共通ですので、詳しい製作手順およびガルパン仕様への工作に関しては製作記の「プラウダ高校T34-76(1号車)」の項を参照いただければ、と存じます。

 

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