白糸の滝の公園に着きました。時計をみると8時7分でした。9時20分発のバスで富士宮駅へ戻る予定でしたので、持ち時間は1時間13分でした。一時間あれば、白糸の滝とそれに続く数ヶ所の滝をゆっくりと見られるからです。
とりあえず、上図の観光案内書に寄ってみましたが、無人の休憩室と資料コーナーがあるだけで、斉藤恵那のパネルは見当たりませんでした。
どこに置いてあるんだろう、白糸の滝の瀑布の横には置いていないだろうし、管理の関係で屋外には置かない筈だから、どこかの施設の中だろうか、と考えました。
最近に「名勝及び天然記念物「白糸の滝」保存管理計画事業」によって再整備された、「富士山・白糸の滝テラス」のエリアにて上図の案内標識を見ました。前に来たときはこういった公園施設はありせんでしたから、完全に風景が一変してしまっていました。
「富士山・白糸の滝テラス」の全容です。富士山を見渡せるテラス状の敷地内に5棟の建物が建ち並びます。いずれも売店などの店舗施設であるようです。
近くに案内地図が立ててありましたので、近寄りました。現地の状況がいまひとつ分からなかったので、とにかく情報が欲しい、白糸の滝との位置関係や周辺の地形が分かれば、と考えたからでした。
現在地は、「富士山・白糸の滝テラス」の北端にあたるようでした。すぐ右にある建物が、さきに寄ってきた無人の観光案内書でした。そして左に店舗施設とみられる建物が並んでいるのでした。
まだ朝の8時台でしたから、いずれの建物も閉まっていてシャッターが下ろされていました。が、1棟だけが、上図のようにシャッターを少し上げた状態になっていました。ピンとくるものがありました。斉藤恵那のパネルが置いてあるのかな、と考えました。
その建物の看板を見ました。ハッピーベルしらいと、ですか・・・。観光案内所で貰ってきた案内マップによれば、パワーストーンの店で、水晶を主に天然石のアクセサリーを製造販売しているそうです。
そして、やっぱり斉藤恵那のパネルがありました。ウインドゥの内側に貼り付けてあり、それが見えるようにシャッターを少し上げてあるのでした。
うん、2期とあんまり変わらない感じですね。身延高校の5人のなかで最もノーマルなデザインのキャラクターですから、3期のデザインもそんなに変えようがないのでしょう。
ともあれ、斉藤恵那のパネルを見つけたことで、今回の第一ミッションは完了、となりました。パネルの場所が公示されていなかったため、あちこち探し回らなければならないのかと思っていましたが、案外に早く見つける事が出来ました。これで、白糸の滝見物をゆっくり楽しめる、と思いました。
斉藤恵那のパネルが置かれているお店の前から、富士山を見ました。御覧の通りの絶好の撮影ポイントです。
さて、それでは白糸の滝へ向かいますか・・・。
付近の案内地図に近寄って、現在位置を確認しました。なるほど、西側の谷間に滝があるわけか、と既にサーッと聞こえてきている滝の音を聞きながらその方向を見ましたが、樹木にさえぎられて視界は全くのゼロでした。
この階段を降りるのか・・・。前に来たときはこういう通路施設は無かったぞ・・・。滝への園路も新たに造り直されているようだな・・・と、前回の記憶と全く一致しない辺りの風景に、時の流れを感じて思わずため息をついてしまったことでした。 (続く)