学名 |
Euphorbia pulcherrima 注)苞について すっかりクリスマスのシンボルのように扱われているポインセチアですが、その歴史はおおよそ次のような経緯だったようです。 昔々、メキシコにアズテク族というインディアンが住んでおりまして、かれらは生活の中でこの植物を上手に利用していました。苞からは赤紫色の色素をとり、切った時に出る白い樹液からは解熱作用のある調剤が作られ、熱を下げるために使われました。現在のタスコ(Taxco)付近の地域を起源地とするポインセチアはインデイアンにCuetlaxochitlと呼ばれて、その花は輝くような色から『純粋牲のシンボル』とされていました おき場所は日光を好む植物なので、日当たりのよい窓辺などにおいてください。それでも厳寒期は窓辺の温度は下がりやすく植物を傷めますので、夜間は部屋の中程の、暖房が直接当たらない場所へ置いてください。冬には葉を落とす事もありますが、枝が緑色をしていれば心配はいりません。5月頃、新芽が伸び始めたらじょじょに外の環境に慣らし始め、盛夏を除いては十分に日光に当てるようにした方が丈夫に育ちますが、その年に延びた新しい枝は強風などで折れやすいため、強い風が通り抜けるところは避け、鉢がひっくり返らないようにする工夫や、植え替えのときに重い陶器鉢を使う等すると安心です。生育温度は10℃~28℃位が株を維持できる温度ですので、置き場所の目安として下さい。 水遣りは基本的には土の表面が乾き始め葉が少しだけ垂れはじめたら、鉢底から水がしみだす位たっぷりと与えてください。夏は乾かしすぎないように注意をして、冬は湿らし過ぎないように注意をすると上手くいきます。冬の水やりは夜間に鉢の中の水分が凍らないよう、土が十分乾いてから天気の良い日の午前中にたっぷりと与えるようにしてください。 |