オリーブはモクセイ科の常緑中高木で、紀元前300年頃にはメソポタミアで栽培および採油が行われていました。
その後ギリシア、イタリア、スペインなどに広がっていきました。
日本では香川県小豆島などが主な栽培地。
葉は対生し、長楕円形で革質。一般的に5月中旬~下旬頃に香りのある白い小花をつけます。花が散ると小さな緑色の実をつけます。果実は楕円形の核果で、11月頃から実に色が変化していきます。
早い時期に収穫したものを塩漬けにして食用とし、熟果からはオリーブ油をとります。
オイルは果肉に含まれ、果肉からジュース(油)を取り、水分を分離させます。
枝葉は平和の象徴とされ、古くはオリンピックの勝者に与えられ、現在は国連旗にもデザインされています
主な品種
ミッション
葉は大きく細長くて先端が尖っている。葉の裏は白い。
マンザニロ
ミッションに比べて葉が小さく、葉の縁が裏側に少し巻き込んでいて、裏返すとまるで小船みたい。成木の葉の表側は濃緑色をしている。
ネバディロ・ブランコ
触ってみるとその葉の薄さで違いがよくわかる。葉の裏は緑っぽい色をしている。
などなど
最近の品種は寒さに強いので雪にも強いのがおおいです