植物は、生長に必要な全ての要素をその生育環境(空気、土、水)から吸収します。空気からは炭素と酸素を吸収します。土からは水素、酸素、そして無機要素を吸収します。植物が必要とする無機要素は、窒素、りん、加里、硫黄、マグネシウム、カルシウムと6種類の微量要素です。植物の根は、土壌水分に溶け込んだ無機要素を吸収します。植物の生長には12種類の無機要素が不可欠で、それぞれが特定の役割を果たします。
窒素(N)
窒素は、茎と葉の成長に必須の成分です。
りん(P)
りんは、根の成長を促進し、開花を促します。
加里(K)
加里は、光合成を助け、花の色付を良くし、寒さや乾燥や害虫に対する植物の抵抗力を高めます。
マグネシウム(Mg)
マグネシウム(苦土)は、葉緑素の生成に必須な成分です。
また、りんの吸収を助け、植物の光合成活動とエネルギー生成に不可欠です。
カルシウム(Ca)
細胞の構成要素であるカルシウムは、植物を病気に対して強くします。
当成分は、水と土の中に存在します。
硫黄(S)
硫黄は、たん白質と酵素を生成する際の重要な要素であり、従って植物の成長に不可欠です。
硫黄は空気中に広く存在し、また雨も植物の必要とする硫黄分の一部を供給します。
ほう素(B)
ほう素には3つの役割、即ち成長ホルモンを調節して生育を促し、カルシウムを固定し、花付を良くします。
マンガン(Mn)
マンガンは、葉緑素の生成と光合成活動に必要です。これは生長活性化成分です。
モリブデン(Mo)
モリブデンは、窒素同化のプロセスに寄与します。
鉄(Fe)
鉄は、葉緑素の生成に必要です。鉄分は植物組織内の限られた場所に見られますが、これは鉄分欠乏による黄白化症状が葉のみに現れることによっても説明されます。
銅(Cu)
銅は、植物の呼吸の調節機能を果たします。ただし、銅の過剰摂取は植物にとって有害です。
亜鉛(Zn)
亜鉛は、成長過程をコントロールするホルモンとしての役割を果たします。欠乏すると花や果実や茎が生育不全となり、節間がつまります。
水に加えられた肥料は有益な塩分を供給しなければなりません。
塩素、ナトリウム、炭酸塩といったある種の塩分は、電気伝導率を高め、植物を枯死に至らしめるので望ましくありません。
肥料は、同じNPK(窒素・りん酸・カリ)のレベルを持つことはできますが、その純度と含有する塩分の特性によって効き目の結果は大いに異なります。
例えば、塩化カリウムの形で加えられる加里は、塩素を持ち込むので植物にとって有害です。
一方、硝酸カリウムの形で加えられる加里は、植物によって完全に吸収されます。
アルゴフラッシュの肥料の製造工程で使用される塩類の純粋さが、ブロッキングや肥料焼けのリスクにされされることなく、全ての栄養素を植物が十分に吸収できるようにします。
アルゴフラッシュの肥料は、厳選された高純度の原料から製造されています。塩素、ナトリウム、炭酸塩は、一切含まれておりません。
アルゴフラッシュの肥料は、全てを含み、バランスがとれ、吸収率が高く、そして純粋です。
このことが、これほど数多くの園芸生産者から、40年以上にわたってアルゴフラッシュのノウハウに信頼を寄せていただいている理由です。
植物の肥料工学は、肥料だけに注目するのではなく、植物の環境、即ち水や使用される土壌にまで及ぶのです。