new ディコンドラ シルバーフォールズ
ディコンドラは丸っこいハート型の小さな葉を密に付け、茎は横にはうように広がっていきます。年を越して毎年生長する多年草です。冬は葉が傷んで汚くなりますが、関東より西の地域なら枯れずに常緑となります。性質は強く、地面を覆うグラウンドカバーに適した植物です。ダイコンドラと呼ばれることもありますが属名をアルファベッドで書くと「Dichondra」で単なる発音の違いによるものです。ダイコンとは特に関係ありません(Diを「ダイ」と読むか「ディ」と読むかという単純なことです)。
花は白か黄緑色で大きさは2~3mmと小さく、葉の付け根あたりに申し訳ない程度に付き、開花しても気づかないことも多いです。
アメリカノリノキ‘アナベル’は、北アメリカ東部原産のアジサイの仲間です。アジサイは知らない人がいないほど身近な花木で、梅雨どきの風物詩にもされています。アジサイやガクアジサイは日本原産種が改良されたものですが、近年、見慣れたこれらのアジサイのほかに、真っ白で非常に大きな花房のアメリカノリノキの園芸品種‘アナベル’や、円錐形の花房とカシワのように深く裂けた葉が特徴の、カシワバアジサイが人気を集めています。こ
アメリカノリノキ アナベルの野生種は、小さな装飾花がまばらな額縁状につくため、観賞価値はさして高くありません。しかし、園芸品種の‘アナベル’は、装飾花が多く手まり状になり、花房は直径30cmに達します。
‘アナベル’は、日本のアジサイと同様に栽培が容易で、特別な管理をしなくても、毎年よく開花します。ほかのアジサイの仲間が、前年の夏に花芽がつくられるのとは違い、‘アナベル’は春に花芽ができ、その年の夏に開花するので、冬でも剪定できます。
ヘンリーヅタ斑入り
ツタの1種で、巻きヅルの先端にある吸盤で塀などに吸着して這い登っていきます。手のひらを広げたような形の葉は表に灰白色の葉脈が入り、裏面は紫色で、秋の紅葉も美しい品種です。壁面緑化に利用されるほか、ハンギングバスケットやプランター、鉢植え、ミニ盆栽などにも利用できます。
壁面緑化に利用する場合は、吸着力が弱いので、トレリスやネットなどの補助資材を用いてください。
タイプ:ブドウ科ツタ属の耐寒性落葉性つる性木本
耐寒性:マイナス15度まで
草丈:10m位(つる)
植え付け適期:周年
日照:半日陰むき
用途:鉢植え、壁面緑化、グランドカバー
栽培方法:
半日陰の適潤地に向いています。強い日光が当たる場所で葉色が悪くなります。気根を出して壁面を這い登っていきますので、放任のままでも手がかからず、よく生育します。春から初秋の生育期は2ヶ月に1回程度緩効性肥料を施してください。生育が旺盛で不必要な部分をこまめに剪定すると、よく分枝して密なカバーになります。鉢植えは明るい室内で管理することもできます。
ミッキーマウスツリー
南アフリカに分布する低木で、正式な名称はオクナ・セルラタと言います。春~夏にかけて、2cmほどの黄色い花を咲かせます。花後も雄しべが残り、萼片が赤く色づいて盛り上がって中心部(花床)に光沢のあるやや縦長で球形の果実(石果)をつけます。果実は最初緑色で、熟すと黒くなります。果実やがく片の色合いや姿からミッキーマウスノキの名前があります。葉は長楕円形で長さ4cmフチに細かいギザギザがあります。
樹型が自然に整うので、特に枝を切る必要はありませんが、伸びすぎた枝は全体のバランスを考えて切り戻しを行います。
日当たりのよい場所を好みますが耐陰性があるので、明るい日陰でも充分育ちます。暑さには強いですが、耐寒性はありません。木が生長すると5℃くらいの寒さにも耐えますが、できれば冬は10℃~13℃の気温を保った方が無難です。
本来は常緑性の植物ですが10℃を切ると落葉します。落葉しても5℃~7℃程度保てれば春にまた芽を吹きます。冬は室内の日当たりのよい場所に取り込みます。
外見から案外乾燥にも耐えられそうな感じですが、実は水切れに弱い。一年を通して水切れさせないように気を付けましょう。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。夏場は乾きやすいので注意が必要です。
春~秋の生育期間に固形の油かすを2~3回土の表面に置くか、液体肥料を月に2回程度与えます。冬は15℃程度の温度が確保できる場合は与えてもかまいませんが、基本的に与える必要はありません。