イヌコリヤナギ「ハクロニシキ」
Salix integra 'Hakuro-nishiki'
分 類 |
ヤナギ科、ヤナギ属 |
原産地 |
日本、朝鮮半島など(ただし基本種のイヌコリヤナギ) |
類 別 |
落葉性、低木性、広葉樹 |
特 長 |
イヌコリヤナギは日本各地の野山や湿地で普通に見られる低木性のヤナギですが、「白露錦」はこれの園芸品種です。どこでいつごろ作出されたものかはわかりませんが、観葉を目的とした樹木のなかでも際だった特徴を持っています。新芽が膨らむ春はごく普通の緑ですが、枝が伸び次々と展開してくる葉には淡いクリーム色の斑が入ってきます。日増しに新しい葉ほどその度合いが強まり、六月後半になると名前に相応しく全体が白っぽくなり、さらには淡い桃色ないしサーモンピンクを帯びた葉が現れます。 |
栽培方法 |
植え付ける場所は極端な日陰を除き他の植物が育つ環境であれば十分で、特別な管理は必要なく、小枝程度であればいつ剪定しても構いません。ただしスタンダード仕立ての場合はひこばえの除去、積雪による折損を防ぐための冬囲いは必須となります。 |
その他 |
初夏の頃、白い花が咲いたように存在感を増す本種は俗に「五色ヤナギ」とも呼ばれます。 |