10月はソウルの下宿で過ごしています。
先日、群山という街に行ってきました。ソウルからバスで3時間ほど南西に行った、海岸沿いの街です。人口は28万人。ここは日本とのゆかりが深く (日本へ米を輸出する港として栄えた)、1900年代前半(終戦まで)は多くの日本人が住んでいたそうで、今もいくつかの日本家屋が保存されています。レトロな街の雰囲気でした。この日は群山のお祭りで人出が多く、パレードも行われていました。
韓国では外国人が受けられるサービスがいろいろあって助かります。観光案内所も充実していて親切だし、ソウルではボランティアガイド(日本語)の方と一緒に街を歩くウォーキングツアーもたくさんのコースが用意されています。また週末にはソウルから全州や釜山へなんと無料のバスが運行されています。もちろん私たちも何度かお世話になりましたよ。全州は2時間30分、釜山は5~6時間もかかりますが、外国人であれば無料です。韓国人は乗れません。今回の群山行きもこのバスを利用させてもらいました。ただ3連休の初日だったために高速道路が大渋滞になり、3時間で到着する予定が倍の6時間もかかってしまいました。群山での滞在はたったの2時間30分という情けないことになり、駆け足で回りました。
別の日、ソウルの梨花壁画村へ出かけました。ソウル北部の高台にナクサン公園というのがあり、壁画村はその近くでした。家の壁や階段に描かれた画を見ながらナクサン公園に登り、帰りはソウル城郭に沿って東大門に降りてきました。tonbo