2019年4月13日(土)晴れ
琵琶湖に浮かぶ「沖島」は、淡水湖に浮かぶ島として人が住んでいる島というのは、日本で唯一ここだけで世界的にも珍しいそうです。
そこにある蓬莱山尾山(220.17m)とケンケン山(210m)を周回してきました。ところでケンケン山の名前の由来は、道が狭くてケンケンでないと通れないからケンケン山となったそうです。
近江八幡市、琵琶湖の堀切港より乗船して10分で桜満開の沖島(栗谷港)に着きます。島には小学校もあり住民280名ぐらいが住んでいます。島の道路は狭く、車やバイクはなく消防車も船です。住民の主な移動手段は三輪の自転車の様です。
海側から左回りで周回することにし、イワカガミの群生を見乍ら、蓬莱山尾山から見晴らし広場に。次のピークのホオジロ広場では手作りのブランコがあり、童心にかえってカメラに収めます。登山道脇には旬のりっぱなワラビが!
最後のケンケン山(お花見広場)の山頂は巻いていて登れないが、薄い踏み跡があったのでピークをめざしたが、藪漕ぎで大変でした。それぞれのピークからは眼下に広がる琵琶湖を満喫することができました。
昼食後、「国宝五城」の一つであり、井伊家の居城でもあった「彦根城」散策。今は「ひこにゃん」のゆるキャラで良く知られる。時は桜まつり真っ盛りで観光客が多く、天守閣まで30分待ちです。左右が対となった天秤櫓や天守閣から見た沖島、伊吹山、佐和山が印象的でした。
彦根城の広い庭「玄宮楽々園」では、手入れのいきとどいた池泉・枯山水に心癒され、ゆっくり堪能できるまで眺めていたい感じでした。
佐渡島・神津島につづき離島登山の第3弾、今回の琵琶湖「沖島」は、プチでとてもローカルな味わい深い島でした。今話題のイノシシが泳いで島に渡った事には驚きました。各々の畑にはイノシシ避けの設備がしてありました。
コースタイム
岐阜発6:23=堀切港駐車場8:09~15~~~沖島8:24・・・弁財天9:10~16・・・
蓬莱山尾山三角点9:49・・・見はらし広場9:51・・・蓬莱山尾山10:06・・・ホオジロ広場10:19~24山頂(藪)・・・お花見広場(ケンケン山)11:09~12・・・下山口11:25