コロナはどこまで広がっていくのだろう。
専門家は「もう制御不能の段階で、大災害並みだ」と、恐ろしいことを言いはじめた。
制御不能とは、人知を尽くしても治めることができないとこと。
ウイルスの暴れるままに任せ、自然に消滅するのを待たなければならないということだ。
もし本当なら大変なこと、暗澹とせざるをえない。
「人流を半分に減らしてください。企業はテレワークで」と、いくら「お願い」しても限
界がある。
外国では一人でも感染者が出たら即その街にロックダウンを実施したと報道されていた。
日本でも、知事会などで「ロックダウンのような強い対策を」という声も出始めている。
ある世論調査では80%がロックダウンすべきと答え、現在の政府の対策に反発、より強
力なコロナ対策を求め始めた。
ロックダウンは強制的に都市を封鎖して人の出入りを禁止することで、破ったものには罰
金などを科し、経済活動も大きく制限する強権手段だが日本にはそれを可能にする法律は
ない。
野党は私権を著しく制限するロックダウンの法制化を強く反対している。
政府も、避けたいのが本音だろう。
でもこのまままん延防止や緊急事態宣言の網をだらだらかぶせ続けるだけでは、感染はお
さまらず、国民生活は疲弊するだけ。
街の居酒屋や食堂、小売店、観光業者など総倒れし始めている。
企業活動制限され、文化イベントは長期停滞、芸このままでは術文化も日本経済も崩壊す
る危険性をはらみだした。
頼みのワクチン2回接種完了はいつになるかわからず、2回接種者の「有効期限」も切れ
始め、3回目の必要性さえささやかれ始めた。
ロックダウンによる私権制限の不自由さは耐えがたいことだろうが、感染でばたばた倒れ
ていく社会崩壊の方がもっと恐ろしい。
出血を伴うロックダウンしか、国難から逃れる道がないように追い込まれていく日本。
強力なショック療法を望む人たちが増えていくのを感じる。
やる気があるのかないのか、のらりくらりの菅総理、クビを懸けてロックダウンに踏み切
る覚悟はおありか。
☂…長雨で元気に育つフジバカマ…☂