240年前のおととい、3月18日の金曜日の日暮れ時の事でしたが、
原作者スターン聖下が亡くなってしまったので、
学者さん達がどんなにその生涯をかけて熱心に研究されたとしても、
聖下の御心の内について、本当の所はどうだったのかは、永遠の謎なのです―。
「ハリソンさんはカノ紳士」の中のシャンディ氏は、原作者の文とほぼ同じ文を書いてはいるのですが、
彼自身の頭の中では、原作者よりも実はさらに細かく作り込んでいたという設定です。
そして、「ハリソンさんはカノ紳士」の中でシャンディ氏は、
トバイアスの謎めいたケガの位置について、自身の口からはっきりと語ります。
ウォルターとトバイアスは「本当の所どこがダメダメだったのか」も、
文を書いている内にちゃんと気付き、最終的には「自分のどこが同じくダメダメなのか、
ダメダメじゃなくなるにはどうしたらいいのか?」という答えにも
きちんと到達するのでした。
だからこちらの話をもーたわいのない * * コ話だと思っている、未熟者のお坊ちゃまがいたら、
豆腐の角に頭をぶつけて死んでおしまいなさい!
ママンはあなたをそんな子に育てた覚えはありませんよ!
逆に、原作の「あまりの悪評」にビビッて、こちらの展開にも疑いの目を向けているお嬢さま方がいらっしゃいますのでしょうか?
作者、女性の恐さについてはもー知り尽くしていますし、女性に嫌悪感を持たせる描写については、できる限り気を使っていますので。
これでも絵柄については作者、仕事で描いたカットが「上品過ぎる」という理由でボツになった事があるくらいなんですからね~。
だから安心して下さい。マーティン・ローソンさんみたいに、いきなりナントかカンとかが出て来て、
「目が釘付け」…いや「目がテン」なんて事はない筈ですから。
ハリソンさんが、「あくまでも主人公は自分だ!」と、
めずらしく強硬に言い張っているので、元旦にアップした
「パリ編」の相関図の方も、(よく見たら誤字も見つかったので)
作り直しました。色数を増やし、もう少し詳しい内容にしましたので、こちらもご覧下さい。