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作者以外にもそう思った人がいらっしゃるかもしれませんが、
あらすじの分け方とタイトルが、
「ベルばら」の
「オスカルとアンドレ編」
「フェルゼンとマリー・アントワネット編」
みたいだ~。
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ウォルターの髪型がまるでオスカル様だが、アンドレはおらんようぢゃのォ~。
それからトバイアスがルイ16世で、ウォドマンがアントワネットかのォ~?
…ほんじゃあ二人の仲が、例え祝言を挙げても上手く行く訳ゃないわのォ~!
ウォルターさんは、原作では次男トリストラムがヘンな子なのは、
エリザベスが受胎した時に余計な一言を言ったせいだと一方的に決め付けて
いるのですが―。
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に既に原因があった事が分かろうし、さらにそれ以前にだってお互い同じような事を
言ったりしたりして、幾度もムカツキ合っていたのだろうと思うんぢゃがのォ~。
けれどもそれはほんの小さな事だと考え、または思い、「相手に伝わるような言葉での表現」を
お互い知らないか、磨こうとせずにいたのかが、積み重なって「結果」となったのでしょう。
それを1巻の初めでトリストラムさん、あんな謎めいた話し方をしなくてはならなかったなんて、
それで2半世紀も人間性を疑われているなんて、
こんな不幸はありませんがなっ!
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鼻の周りに癌ができた、ジークムント・フロイト先生の葉巻タバコを吸っている写真と枕を並べて
昇天していなさいっ!
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ママンはあなたをそんな子に育てた覚えはありませんよ!
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