今日、仏教語について聞く機会がありました。
たとえば、因果というと、因(原因)と果(結果)です。
仏教においては、総ての事柄、つまり「結果」は、
様々な「要因」から生じている、それが、世の中の原則だそうです。
自分の気に入らない事、都合のよくないことが起こると、
「あの時、あの人が・・・」と、
その原因を一方的に相手だけに当てはめてしまい、
それが、さらにまた悪い原因を作り、
悪い結果を生むそうです。
確かに、人は、自分が相手を苦しめたことは都合よく忘れて、
相手の不備ばかりを責めてしまいがちなのかもしれません。
善くない結果には、善くない行いが根底にあった
逆に、善い結果には、善い行いが根底にあった
少し立ち止まって、考えてみることも大切なのだと...。