牛乳パックには”大自然は厳しい父であり優しい母であり田野畑村のその父と母に頂いた山地酪農牛乳。心込めてお届けできる幸せをありがとう。”の記載が。
ドキュメンタリー映画「山懐に抱かれて」の酪農家、吉塚公雄(よしづかきみお)さんの講演会を聴衆するため盛岡グランドホテルへ。
山地(やまち)酪農とは、急傾斜地を含む日本の山地でのシバ主体の混生野草地での完全無農薬、昼夜放牧を中核に据え、乳牛の本性を最大限に生かす酪農で、「山林を切り拓き、シバを植え、牛を放ち、牛が自由に交配し、子牛を生み、牛乳を生み、糞尿を落とし、山が育ち、シバが再生され、それをまた牛が採食する」と。
一般酪農家の年間総乳量に比べ、山地酪農の牛たちは3分の1の乳量ですが、末代までほぼ毎年、普遍的な牛乳の供給ができるようになるとのこと。
この方法で酪農を行っているのは、田野畑村で2農場と四国の1農場ぐらいで、ここまで来るのに相当な時間と労力を要したようです。日頃から般若心経を唱えていたそうで、逆境の時はいつも何処からか手が差し延ばされて今までやって来られたと。5男2女の子供に恵まれ、本人曰く”夜が早くて、趣味じゃないですよ”と。
会場ではその牛乳の試飲がありましたが、今度は購入してみようと思います。それと、映画も見損なっているので、近場で上映する際には行って来ようと。
そんな中、志戸平温泉の入浴券があったので久し振りの温泉へ。大浴場が二カ所あり男女日替わりになっていて、初めて3階の日高見の湯に入ることが出来ました。そこには陶器風呂がありましたが、その陶器は今はやりの信楽焼でしたね。
【今日の三枚】
志戸平温泉ホテル志戸平での写真です。もう、こんな季節なんですね。
盛岡グランドホテルにもこんなものが。
講演会の開始前の写真です。