護憲+グループ・ごまめのブログ

護憲+・現憲法を守るグループの一人して、今後の社会の状況を戦時を経験した一人として社会を見つめていきたいと思います。

07年1月18日・木曜日 談合と地球滅亡

2007年01月18日 15時11分45秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月18日・木曜日

 今日から当分行政関係ばかりを当分追ってみたいと思います。

 談合は何時までたっても無くならない.談合でコストが下がれば良いのだが話によると3割以上高くなるのだから話にならない。官僚と業者の利害が一致するのだから、重い処罰がなければなくならないだろう。
       
 その処罰の法律も官僚が絡んでいるのだから政治家がよっぽど腹をくくらなければ駄目だろう。
 だから選挙の時には人物を確かめて投票しよう。

 TM何のこっちゃと思ったらタウンミーティングだ、地元の京都でも作為的に嫌いな人物は省いたらしい。此れはやらせよりたちが悪い。

 社保庁はどこまで弛んでいるのだろうか。

            
 切り抜きに手を加えているが、税収は増える。景気は広大している。今日、日銀が最終判断下すというが、行政、企業、銀行の収入は増えているのに預金利息は低利のまま、その上そのしがない利息から20%の税金を取る。日本の国民はおとなしい。

       
 これも切り抜きに手を加えているが、アメリカの科学誌「ブレッティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が核所有国が増えたことで核戦争で地球の終末時間が「残り7分」から「5分」になったと発表した。核情勢の悪化で「終末時計」が進んだらしい。
 素人考えでも、核が増えると、大馬鹿や、事故、で核の爆発する率は大きくなる。核所有国5か国で安全率99.9%だとして10か国では考え方によっては、安全率その半分だ。おおっ恐



平成7年1月17日・午前5時6分

2007年01月17日 16時24分48秒 | ごまめのぼやき
 今から12年前
 忘れもしない平成7年1月17日・午前5時6分、グラッで目が覚め何時もだったらすぐ終わる揺れがどんどん大きくなる。神戸から離れた京でも震度5はあっただろうか。

 棚の荷物は全部落下。パソコンはディスクの奥から50センチほど移動して落ちそうに成っている。
 
 この日から数日はテレビに釘付けに成った事くらいしか覚えていない。

 今日、神戸のあちこちで慰霊祭が行われているが、新聞の見出しの切り抜きとテレビ映像の切り抜きを張り込んでおく。
       
 神戸の娘や友人に聞いても表向きは復興している様に見えているが、裏に回ると、その傷跡はまだまだ残っているらしい。神戸震災後の全国の自然災害でも結局未だに何も解決できずに泣いているのは力のない庶民だと言う事は、戦争の犠牲者と似通った処がある。

 考えるとあの時総理は社会党の村山富市氏だった。余りにも政府の打つ手が後手後手なのでもの凄く腹がたち、社会党は駄目だと思った。しかし今日テレビで当時官邸に詰めていたパネラーの話では、首相は最初の一方は「大変なことが起りました」だけしか聞かされていなく,官邸の誰もが何も知らなく、テレビで放映されて、慌てて動き出したと危機管理のなさを話していた。そうなと村山首相に大きな責任はないのかも分からない、官僚の責任かもわからない。
 社会党も悪い時に自民党と手を組んだと云える。お陰で自民党が息を吹き返したのだろう。

 1月3日のごまめのつぶやきの中に2004年の世界の軍事費を掲載したが、日本円に直して、アメリカは42兆円ほど、日本は5兆6000万円ほどこの軍事費は視点を変えると、地球を壊したり汚すために溝に捨てていると思っても差し支えない。
 政治家になると此れを有効に使うという発想はうかないのが政治家の政治家たる処なのだろう。

 今日、神戸淡路大震災の日を向かえて、何時起こるかも分からない自然災害に対しては、心の準備は万全に気持ちだけは自然体にして、人間は自然には逆らえないので、あとは神のみぞ知ると思うことにした。



07年1月17日・木曜日 自民党の政策は選挙に不利かどうかで変わってくる

2007年01月17日 13時48分15秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月17日・木曜日

 今日は阪神淡路大震災から12年目の日だが別項に書くことにする。

 今日の新聞の見出しのトップは阪神淡路大震災だが、中見出しを見ていると、残業代ゼロ先送りとあった。
        
 面白いのは新聞では日銀の利上げは玉虫色に書いてあるが、テレビでは先送りが濃厚とあったが恐らく先送りだろう。
 この事に付いて新聞には安倍晋三首相が「金利政策は日銀の専管事項だから、日銀が適切な判断をされると思う」と書いてあった。しかし中川秀直幹事長が利上げ反対姿勢を打ち出しているから、表向きに日銀の専管事項だからといっている感じだ。政治家の腹の中はどんな色なのだろうか。
 兎に角、自民党の政策は参議院選挙に勝つことだけを考えた政策しか考えていないのは間違いない。
 と言う事は、もし参議院で自民党が勝利した場合、牙を剥くのはまちがいない。

 毎日痛ましい事件ばかりだ。関東の新聞には載っていないかも分からないが、同じ府県で二つも有るのでから。私たちの分からないところではどうなんだろう。
 困るのはメディアは事件が起こるとそちらに走ってしまい政治家の事務所費などの報道が無くなってしまうことだ。

 近年の日本は不祥事ではなく不正が横行している。何度も書くが、政治家、財界、企業、キャリア、先生と名の付く日本をリードする職業の人々が真っ当な生き方をしていただかないと、日本に明かりは見えてこない。

 最近はマスコミも信用できなくなった感じがするのだが、私だけなのだろうか。


07年1月16日・火曜日 「議員特権」の実態は? 

2007年01月16日 15時37分20秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月16日・火曜日

 先日の日曜日に元業界の新年会に行ったが、自民党の組織基盤がしっかりしているのを見に行った感じで、野党の組織基盤がどうなっているか心配になった。
 それと政治とは何ぞや民意の本音は何処にあるか考えさせられた。

 今朝のあさずばの番組の特集に「議員特権」の実態は?をやっていたので、新聞の切り抜きでなくテレビの切り抜きを紹介する。
 議員の特権といえば赤坂の議員宿舎もそうだが、地方にも色々な特権が有るようだ。

 私は議員について奇異に感じるのは、選挙の時には「ボランティア精神で国民の皆さんのために働きます」とペコペコ頭を下げているが,いったん選挙に当選すると態度が豹変する。外国の地方議員は本職の休みの時に議会を開く処もあると聞くが,真偽を確かめに行けないのが残念だ。
      
 一方日本の場合は、国も地方も議員は職業になった感じで、長年続けていると議員の表彰があるらしく多くの都市が、財政が赤字になっても続けているらしい。議員の脳みそを分解してみたくなる。
      
 次の切り抜きは番組がその一部を抜粋したもので、これをどう感じるかは御覧になった方にお任せする。
      
 処で東京都は都議を25年務めると太田道灌のブロンズ像らしい。金額は10万円足らずだが、此れをもらった桜井武都議に番組が辞退しようと思わなかったのですかを質問したようだ。
      
すると
「100万も200万もするものではないし辞退するきはない。何で辞退しなければいけない全然ない。こういうものまで税金で云々言うというのは、ちょっと論理が違うのではないですかね。」
と返事が返ってきた。

 私は東京都が財政が黒字だと此のくらいの金額は許せる範囲かも分からない。しかし「こういうものまで税金で云々言うというのは」と云う感覚は許せない。赤坂の議員会館も質素な物であれば許せる範囲の金額があると思う。
 しかし、これら議員の態度が公務員にどう及ぼすか。公務員も特権意識を持つだろう。

 私は議員と名の付く人々に問いたい。「政治家が居るから君たちは安心して生活できるのだ」と思っているのだろうか。
 この世の中はあらゆる職種の人々が助け合いながら生きているから国家も形成できているのを忘れないでほしい。

 

07年1月15日・月曜日 塩崎官房長官・日本語で話せ 

2007年01月15日 15時53分44秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月15日・月曜日
 目に負担にならない程度に書きます。

 日銀の利上げで自民党がいちゃもんを付けている。やはり自民党は財界に目を向けているが、庶民はガヤガヤいっているだけで実質自分達に跳ね返ってくるものがないから好きなことをやっているとしか見えてこない。
         
 今日は新聞の投書欄の中で主婦の方が塩崎官房長官は国民に対して日本語で話していないと言うような投書をされていた。
センシンティブ
カウンターインテリジェンス
キックオフ・スピーカー
ウインウイン

と塩崎官房長官の話した中からの仮名言葉を書かれていた。私もこの言葉を聞いて全く意味が分からない。日本国民に向けて話すならば日本語で話すべきだ。
 以前、中曽根康弘元総理も最近の政治家は仮名言葉を使い過ぎるとの苦言をていされていた。

 昨日書いた瀬戸内寂聴さんの言葉ではないが、日本は名前だけは独立国だが、実質はアメリカの植民地だということだろう。

 私は日本は好きだが、之では愛国心はどうしても湧いてこない。



07年1月14日・日曜日 テレビの瀬戸内寂聴さんの話から

2007年01月14日 20時26分20秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 今日は元業界の新年ご例会でブログを書くのが遅くなりました。

 07年1月14日・日曜日

 私たち庶民は、政治、特に法律は法案が成立しても知らないままに通り過ごしてしまうが、その法案がどのような経緯で作られたのか全く見えないと言うか知ろうとしない人が殆どだ。また法案は難しい文章の羅列だけで、見ただけでも頭が痛くなるもので、専門家や興味の有る人間が全文読むぐらいだろう。だから解釈を変えて、いとも簡単に変質させたものにしまうのが法案なのだろうか。

 ホワイトカラー・エグゼンプションなる法案、この国はアメリカなのだろうか、日本人に分かる言葉で言ってほしいものだ。だが、この法案アメリカから押し付けられたものだと聞いたのだが、兎に角、行政が仮名言葉を使う法案はきな臭いものが多い。
 うがった話だが、保安を出す時に多くの仮名言葉使っている場合は、アメリカから押し付けられた法案と思っても良いかもわからない。

 日曜日の時事放談、出演者には失礼だが私と同様、骨董品の方達ばかりで、今日は瀬戸内寂聴さんと野中広務さんだった。
瀬戸内寂聴さんが
 「日本が現在のような国家になったのは、アメリカが戦後、日本の様な資源のない国家が何故アメリカ相手に戦争が出来たのかを徹底的に分析すると、日本には家族制度というものがあり、この絆が戦争を此処まで遂行できたのだと」分析して日本の家族制度を分解するために核家族を推賞したのだといっていた。考えると遠い昔に聞いたことがある。
 日本政府が其れをアメリカから言われた通り遂行したから、現在のような親殺し子殺し連れ合い殺し、いじめなどを平気でする社会になったのだと言っていた。反論さする方も居られると思うが正解だと思う。

 言うなれば、日本は戦争に負けて、政治もアメリカの言うなりに政治をして、日本の為の政治なのに政治までアメリカにまで負けてしまったと言うことだ。
 共謀罪もそうだがホワイトカラー・エグゼンプション成るものもアメリカから押し付けられた法案だとすると、日本はアメリカの州の一つといわざるを得ない。現在までにアメリカから言われて出来た法案はいくつあるのだろうか。沢山有るのではないだろうか恐らく秘密の中の扉の中だろう。


 昨日安倍さんはNATOで「海外に自衛隊派遣ためらわず」と言った事に対しての追記。

 謹啓、安倍さん殿
 過去に日本が海外(他国)に軍隊をだしてどのようになったのか、その結末は知らないと言わせませんよ。

 真偽はどうだか分かりませんが、日本の自衛隊が庁から省になって喜んだのはアメリカだけだと聞きました。詳しい方は教えて下さい。



07年1月13日・土曜日 安倍さんはNATOで「海外に自衛隊派遣ためらわず」

2007年01月13日 13時39分58秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月13日・土曜日

 目に負担のならない程度の短時間に作れるものだけ書き込みます。

新聞の中見出しとテレビの映像の切り抜きから。
       
 新聞のでは、日銀が利上げの方向を示したが政府与党が反対だという。庶民のささやかな預金利息を上げるのを反対して企業には減税する。太るのは銀行と大企業と其所から献金を貰っている政治家。
 国民の皆さんぼちぼち本気になって怒ろうよ。

 安倍さんはNATOで「海外に自衛隊派遣ためらわず」と言ったそうだが、アラブ諸国で日本が問題を起こせば、日本にテロが上陸する事も有りうるということだ。
 もし改憲でもしたら、憲法の拡大解釈で、なにをさらす(何をするか)かわからない。

        
 ワシントンでは3ヶ月早い桜の開花。
 ニューヨークではの真冬なのに57年ぶり22.2度の暖冬
 ブッシュさん戦争より、京都議定書にサインして自然保護を考えないと、貴方の孫たちが、住めなくなる世界になりますよ。




07年1月12日・金曜日 アメリカがイラクへ二万千人増員

2007年01月12日 14時24分04秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月12日・金曜日

 目に負担のならないように短時間に作れるものだけ書き込みます。
           
 正常心の無くなった指導者は狂犬みたいに恐い。世界に彼を諌める国が全くないと云うか、力で屈服されている世界が壊れていく。


拝啓石破元防衛庁長官殿
 先日テレビ番組で「今時のハイテク軍事では、2年やそこら軍に関わったようなつけ刃の軍人はいらないので、徴兵制なんて絶対にあり得ない・・」
とおっしゃいましたが、今回アメリカが増派した二万千人の兵士は、全員ハイテクの兵士ですか。確かに武器は昔と違ってハイテクで性能が良くなっていますが、普通の地上軍です。

 アメリカも兵員確保に苦慮していると聞きます。

 あなたは、此の二万千人の兵士をハイテク兵士というのですか、戦争の後始末は地上軍がないと収まらないと云うことが、これを見ると分かるでしょう。


どうしたら政権を変えれるか見えてこない

2007年01月11日 17時40分47秒 | ごまめのぼやき
 現在の国会議員の勢力分野では私達がどんなに足掻いても自民党の出すどの様な法案でも成立する。

 現在の国民の政治感覚は私の若かりし頃、如何に日本を復興さすかだけが頭の中になかったが時代ほというか、生きていくのが精いっぱいの時代ほど政治に関心はありません。その証拠は投票率の低さです。

 民主党といっても憲法改正論者が多く護憲か改憲かのハッキリした党としての意思表示はなく、 護憲を目ざす人間には此の党を全面的には支持し難く、共産、社民では此れ等の党が中国や北朝鮮の言う事を鵜呑みに国民に其の情報を流して、私達を惑わかす。昔は社会党や共産党を支持したが、それ以後は是等の党に日本を任せる気に成れず。仮に社民に投票しても現場では政権をとれる程議席も取れるとも思われず、護憲論者としてどのような事をしたら良いのか反対運動に署名しても集会にでても、豆腐に鎹の様な自民党を相手にしているのですから個人では何も出来ないのが現場です。

 第一に事務方の官僚が議員をばかにして勝手な行動をおこしているのか。議員も下らない勉強するより、彼等に下駄を預けていれば己が楽ができると思っているのか、無能な議員が多くなったと云う事は、議員に世襲世代が増え多野が原因だろうか。兎に角、日本は隠し事で一杯の国家だと恥ずかしながらこの歳に成って分かってきた。

 庁が省に成った防衛庁も何もか変わらないと言いますが、「みそとくそ一字違いで大違い」で夕刊の中見出しには、海外活動中心に
              
とあり、憲法9条を解釈をかえたと同じ手法をいとも実しやかにやってのけるのが現在の自民党の政治です。

 民主党もこれに対して大きな動きは感じられない。しかし何とかして自民党を政権党から引きずり降ろす事が、護憲を掲げるものには一つの選択肢と考えると少しでも政権奪取の可能性のある民主党に投票するしかしかたがないのが腹だたしいが仕方がないのが現状です。

 しかし、庶民の町に住っていると、地元のおばちゃんは文句を言うのですが、「どの党が政治をしても何にも変わらない」と積極的に政治を変える空気は感じられないのです。

 日本国民は直接自分に被害が被ると少しは動き出す性質がある感じです。それを感じるのは政府が消費税を上げると変化が顕著に現れるので分かります。だが熱しやすく冷めやすい民族は、その気持ちは長続きしなく、その性質を上手く利用して、選挙の前には不利な情報は流さないのが自民党で其のような仕打ちを選挙の度に受けていても自民党を支持する人間の精神分析をしてみたいものです。

 護憲を謳うには最初は自民党を倒さなければなりません。長い間ぬるま湯に浸かって生活している人々には護憲を言っても通じない人々が増えてきています。
 私は、自民党に投票する症候群の人種を減らすには、憲法改正反対を説くより政権政府や官僚の不正をテレビのバラエティーやドラマをみても新聞や活字を読まない普通の人々に映像で見せる事を考え本家の老人党リアルグループ「護憲+」の中HPに目で見るニュース「政治マガジン」を投稿し出したのです。

政権の腐敗を目で見て感じる.社保庁の使い込み,官僚の不正、天下り,議員会館など、そのため私たち国民がどれだけ被害を被っているかを訴える。新聞やテレビでもやっていますが、問題が押し迫ってからニュースにするので気が付いたときは後の祭りが多いのです。

 しかし考えてみると,護憲グループの方々や,パソコンを扱われている人々は本を読み文章も書く方ばかりですから、私の思いは間違っていた気がしてます。これでは下町のおばちゃんの目には届かなく自己満足だった気がしています。

 新憲法草案が通ると住民投票ができなくなるよと訴えられています。自民党が我々を訴えを無視すればどのような法案も成立する。私の今書いている物でも共謀罪が成立すれば、反逆罪で逮捕されることもあり得る。と言う事は弱い人々ほど法律によって金縛りにあうと言う事は、戦後生まれの人々には分からないと言うか通じなく、気が付いたときは後の祭りだと言う事なので、戦前を体験している人間はこの事を尤も恐れているのす。

 考えると参議院選挙が関ヶ原になるのでしょう。もし負けでもすればギブアップです。護憲でなくても野党へ投票する人物を一人でも増やしていかなければなと感じている今日この頃です。


 

弟との論争

2007年01月10日 12時51分55秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
<  このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

   弟との論争
                 
 悲惨な目に遭い引揚げて来た弟はてっきり反戦だと思っていましたが違っていました。その時のやり取りを今回は書いてみます。

 先日昔の話をしたあと、大討論になってしまいました。

 弟は「今の日本政府は生温い。竹島でも尖閣でも、先日の中国原潜の領海通過、それに韓国漁船の逃亡、遠慮することは要らない。何の反応も示さない原潜は沈めてよい。もし日本の潜水艦が同じ行動を起こしていたら、攻撃を受けて沈められただろう。竹島は自衛隊で取りかえしたら良いのだ」と言うのです。

 私が「自分が戦争のため父母を亡くし、辛苦をたえて帰国したのに、相手に喧嘩を売るようなことは駄目なのではないか」と言うと、
「兄貴は知らないから、そのような生温いことが言えるのだ。俺たちのような悲惨な目に遭うと、ソ連や朝鮮や八路(共産)には憎しみしか残ってない。彼等を舐めていたらしまいに彼等の属国にされる」と言うのです。
 
私が「日本が昔、中国や朝鮮を土足で踏み込むようなことをしたから、その憎しみでお前達に仕返しをしたのだから、しかたがない面もあるのでは」と言うと、
「俺は物心付いてから朝鮮を見ているが、食料の配給も差別をしていたとは感じられない。学校も、朝鮮と日本人学校に分かれていたが、日本人学校に朝鮮人も入学できた。俺は先祖のやったことは見ていないし知らない。俺は彼等に悪いことは何にもしていない」と言うのです。

 同じ親から生まれても、成長時期に全く違った環境に育ったため、片や戦争反対、片や何処にも負けない軍隊を、と思想があい反する。

 中国や朝鮮でも、歴史教育で憎しみしか教えていないので半世紀以上経った実体験の無い者でも憎しみを持っています。弟のように惨めな体験した人間は、彼等以上に憎しみが残る感じで、これは修復しがたく、この世を去るまで憎しみを残したまま死んで行くと思うと、兄としては不憫でなりません。

 結局、暴力では憎しみしか残らないということを、私の家族の中でも実証ができた感じで、武力抗争の続く中東では、何時まで経っても暴力行為は治まらないでしょう。この地球から暴力行為を絶滅しなければ、憎しみの残った社会は延々と続くと私は思います。



葫蘆島からの引き上げ

2007年01月09日 17時45分02秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
 このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。

  葫蘆島からの引き上げ
            
私は実戦に参加する歳ではありませんから、当時の一学生としての戦争体験ですが、政治が介入した戦争というのは、個人としては何の利害もない人々が殺しあう行為です。それが普通の国民にどの様な影響を与えるのか、この簡単なことが、愚かな世界の指導者たちには判らないのでしょうか。

 先日、小学校六年生で三年生の妹と二人だけで返って来た弟が、散歩の途中立ち寄り、少し当時を語ってくれました。

 葫蘆島よりの引揚げ最終船に子供だけで乗船していたのは、弟たちのグループでは自分たちだけでした。日本上陸後は、子供だけで家族ではないからと、家族としての援護金も貰えず、孤児だからと施設の紹介もなく、今の拉致家族の方とは偉い違いだと笑っていました。
 又、前々ページの地図を見て頂いたら分かりますが.朝鮮・満州・ソ連の国境地帯から葫蘆島まで幼い二人がどの
様にして移動したのか不思議でなりません。
 帰って来た兄妹は、それは凄い格好で、栄養失調状態。
体中は疥癬であちこちから膿みが出ていました。その疥癬兄妹が抱き合って一日泣いて泪も涸れ、かえって気分転換ができたと、今考えればそう思います。

 ここで不思議なのは、兄妹で逃避中に妹を置いて行けという中国の家庭が多くあったという事実です。弟は、「中国の方は、なぜか子供、特に女の子を欲しがり、泣く子を殺すよりはと、中国の家庭に置いてきて、五升程の粟や雑穀と交換した家族も有った。」「栄養失調で死なすより、子供を助けることを優先すると、その選択になり、誤っていない」と言っていました。

「親としては究極の選択、このような親としての究極の体験をされている方に当時を語れと言うのは、惨すぎるし、語る人は皆無に近いのではないか」とも言っていました。

 それと、「ソ連兵にレイプされた女性は大勢居たが、抵抗して殺された女性もいた。その方達は現在では、もう可成りの年配になられていると思うが、このような経験は語るはずがない」とも言っていました。

 私たち兄妹が、戦後行政の世話にならず生活できたのは、子供でも労働力として雇ってくれた店があったためで、弟は小学校も行かず、敦賀の海産物問屋で手がきのとろろ昆布作り。私は京都の小さなお店で製粉や麺作りをしていましたが、辛い時代でした。

 後世の子供達には、私と同じ思いはさせたくはありません。今、紛争地で親を失くした子供たち、死んでいった子供たち。生きているのが幸福か、死んでしまった方が幸福か、私には判定はしかねます。

九条が有っても軍隊が有ります。憲法が改正され九条が無くなると、益々軍拡はエスカレートするでしょう。改憲は何とか阻止したいと思います。


07年1月8日・月曜日  おことわり

2007年01月08日 13時47分32秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
07年1月8日・月曜日

 おことわり。

 ブログの面白さが老体にも判って来てブロチュウ(ブログ中毒)に成りそうです。

 然し乍ら暮より目に不調が出て乗り物で30キロ以上のスピードでは物体が二重に成り40キロですと四重に成ると云う二年前と同じ症状が出てまいりました。

 もう一つ、十九年続けていていた元職業の歯科技工士の仲間を集めて作っている「同人誌ごまめ」の編集が後一回の発行で終刊することになり、その編集が二、三ヶ月掛かりそうなのと、 私の好きな映像を主とする「毎日の新聞切抜きとテレビの日記」は可成り目の負担に成りますので当分休まさせて頂きます。

 「毎日の新聞切抜きとテレビの日記」を始めた動機は、私の新聞は朝日一紙だけですが、毎日5時30分より見ている朝ズバの各誌のトップ記事の紹介が関東と関西で全く違うので、関西からの発信として作ってみるのも面白いかなと思って始めました。。

 トラックバッグ機能。ブログを始めた時には何処とも無しにアドレスを書込んでいましたが、お玉さんの御指導で朧げながら其の機能が判り、その書込むトラックバックアドレスの書き込み箇所を捜すのに、各自のブログによって表示箇所などか違い、其れを捜すのがものすごく目に負担がかかります。
 と言う訳で、皆さんのブログには御迷惑だったかも知れなかったトラックバックも一時お休みします。。
 しかし、ご迷惑にならなければ護憲+グループのごまめのブログにトラックバックお願いします。ブログ音痴になったら困りますから、我侭ですがよろしくおねがいいたします。

 19年続けた同人誌を気持よく終巻すれば時間が出来ると思いますが、毎日続けているものを休むのも嫌ですから,書きためている戦時中の話や映像を使わない短いものは続けたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

北朝鮮の過去と今

2007年01月07日 07時12分47秒 | 戦前・戦中・戦後を語る
このコーナーに書くのは、2年前に護憲+の戦時を語るコーナーに、戦前・戦中・戦後に体験したり聞いた事を書いたものですが、再編してお送りしています。


北朝鮮の過去と今
       

 先日テレビで北朝鮮のミサイル基地をやっていましたが、奇しくも私の住っていた所ばかり、今日入港した万景峰(マンギョンボン)号の母港は、私の生まれた元山(ウォンサン)で、風光明美な松濤園という松並み木の続いた遠浅の海岸線が有ります。

 テレビで朝鮮読みが判った吉州(キルジュ)はミサイル基地。私が小学校を卒業した恵山鎮は中国との国境で、かの白頭山のすそ野の町も山を掘ったミサイル基地に成っていると言っていました。

 昔は三十八度線以南には工業地帯は有りませんでした。しかし北朝鮮は大きな工業地帯が多数有り、南北朝鮮に分離された時には、北朝鮮は得をしたなと思ったものです。

 私は拉致問題で危惧していることがあります。北を余り刺激すると、拉致された家族が知らないうちに処理される恐れがあると思います。

もし拉致家族が生きていては自分達に都合の悪い事が有れば簡単に粛正して口を噤む。拉致家族の方々は平時感覚。北朝鮮は戦時感覚。その違いがそうさせる危険性を生むと思うのです。

志願兵と徴兵制そしてお玉な護憲論拝見して、

2007年01月06日 14時58分09秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
 お玉さんにトラッグバッグしていただいた志願兵と徴兵制そしてお玉な護憲論拝見して、お玉さんが仰ること良く理解できます。

 ご存じ無学な人間なので皆さんのような卓越した事は語れませんが、  
 私の憲法論議は9条を除いては改憲した方がと思う感じはあります。しかし迂闊にそれを口にすると今の政治現状で9条を全文変えてしまう可能性が有るので、絶対憲法改正反対なのです。

 私が戦争反対を唱えるのは、暴力、殺人、所謂戦争によって絶対に平和は築けなく一見平和に見えても憎しみが残るからです。
 此の私とて先の戦争の善し悪しは別としても、あの時戦った幾つかの國に憎しみどころか憎悪が残っているからです。

 また遠くは紀元前から問題を引きずっているイスラエル。韓国も何世紀も前に朝鮮に日本が攻めたことに対して今でも潜在的憎しみが残っている。近くは半世紀過ぎて全く世代が変わっても日本に対する憎しみを露にしている中国。
 私たちの年齢の人間は身を以て、戦争行為は憎しみだけが残るという体験をしていると私は思うのです。

お玉さんの書かれている
【まず、本気でアメリカの為に命を投げ出す覚悟で兵役につく優秀な人材・・多分頭脳も明晰な幹部候補生のような人たちのことかなあ?とお玉は思うんだけど・・こういう方がアメリカの軍事を担っているのはお玉も納得するし、軍隊の理想的な形なのだと思う。】
 アメリカは、先の戦争の時は本当に命を投げ出して自国を守ろうとすり国民は多く居たと思います。だから硫黄島の様な激戦を戦い抜いたと思います。これは日本にも言える事ではないでしょうか。

【ところが反面、いつも言っているように、アメリカの志願兵には「蔭の部分」があって、貧困層がそこから抜け出すために志願する。メリットとして、奨学金や高給、大学進学の優遇などがあるはずだけど、なんか良い文献ご存じの方お教え下さい。m(_ _)m(すみません、知識が半端で・・)】
 今のアメリカ兵は貧困層から集めた軍隊だと聞いていますが,州平という制度があり、その軍隊が短期間の訓練でイラクに派兵されていくと言う特集の映像を見た覚えがあり、mpgファイルでDVDに焼きつけていましたがどこに片付けたか見つかりませんでした。(これでは何にもなりません笑い)
 ですから臍曲りの私は、現在の日本にニートが増え、アルバイト料金も下がっているのは、将来低賃金で兵隊集めをするのに都合の良い政策をしているのかなと勝手に思っています。

 近代化した兵器を持っていても、それに対する教育を受けていなければ役に立ちません。其れは武器も進化していくのだから当たり前。だが兵員が足らなくなれば有事の折に兵員確保の為には徴兵制度にして昔のように脱走もできない制度にするのか一番有効。ようは平時か有事かによってその対応も変わり、
有事を考えると昔のように徴兵検査をして早めに基礎から教育するのが国家として有効だと昔人間はそう思います。
 戦前、戦後、政府の嘘ばかりを経験している人間は、政治家や官僚の言う事が懐疑的になるのは当たり前でしょう。
 法律は出来てしまえば国の勝ち。

 前のブログにも書きましたが、戦争の終着は地上戦。石破のおバカさんは其の様なことも分からなくて防衛庁長官をしていたのですからお笑いです。
 以前朝日新聞に、この世の地獄白兵戦、という記事がありました。ロボットが発達していてもまだまだ、占領地を制圧するのは人間です。
 06/08/31日・朝日新聞の切り抜き
          
 仮にアメリカ軍の変わりにイラクに日本の地上軍を派兵するとしたら何れだけの地上軍が必要となるのでしょうか。
 日本本土はからっぽに成るのではないでしようか。

 自衛とは何でしょう。防衛とは何でしょう。これを語ると直ぐに軍事とくる様になった日本が恐いのです。だから核の話ぐらいは良いのではないかという政治家が出て、次ぎにくるのか核開発論議とエスカレートしてしまう。
 兎に角、日本国民がアメリカの弾避けに成らない事を祈るのみ。

 憲法9条があっても軍事費は2位。もしその9条が改正されたら其の先に来るものを考えるとゾッとします。

06年12月5日・金曜日 不正と尊属殺人 アラブに核開発連鎖 

2007年01月05日 16時21分23秒 | 朝日新聞切抜とテレビの切とりと庶民の疑問
06年12月5日・金曜日

 今日は少し目が疲れましたので、新聞の見出しの集合体だけです。
         
 昨日仕事始めのニュースは国内だけを見ると、不正と尊属殺人、此の様な正月のニュースを見るのは4分の3世紀以上生きてきて初めての経験。何だか日本の未来を象徴している感じで、目出度いという感情は吹き消されてしまった。

        
 海外を見るとのアラブに核開発連鎖が起こっているとある。北朝鮮が核を持ったと宣言して其れを廃棄さすためにロシアと中国は本気で北朝鮮の核廃絶に取り組んでいると感じせられず、アラブは軍拡は否定というが核の方がよっぽど恐怖だ、国連でも拒否権を行使する国家がある限り、名前だけの国連で、核廃棄を採択しても絵に描いた餅同様だ。

 今年は日本にとっても世界にとってもとても大切な年になりそうな気がする