ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ギルバート・グレイプ」

2019年04月07日 | レオナルド・ディカプリオ
1994年公開の映画の紹介です

監督はラッセ・ハルストレム。
ピーター・ヘッジスの同名小説が原作の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演はジョニー・デップ、レオナルド・ディカプリオ、ジュリエット・ルイス。



アイオワ州の小さな町。
生まれてからずっと住んでいるギルバートは、知的障害の弟アニーと道路脇にいます。
一年に一度通り過ぎる何台ものトレーラーがやってきて、アニーははしゃぎます。
他に二人の妹がいるギルバートは、家族の生活費を稼ぎながらアニーの面倒を見ていました。
過食症で外に出ない肥満の母親は、アニーを溺愛しています。
ある日、食料品店で働くギルバートは、若い女性・ベッキーの配達を頼まれます。
ベッキーは祖母とトレーラーに乗っていて、故障の為滞在しているのでした。
ギルバートは爽やかなベッキーに惹かれ始め、用事を足して戻ってくると話します。
ギルバートはアニーをお風呂に入れ、間もなく18歳だから自分で洗って着替えるように話し、家を出ます。
しかし遅くに家に帰ったギルバートは、湯船につかったまま震えているアニーに気付くのです。

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この時ジョニ-・デップは30歳、
レオナルド・ディカプリオは19歳です。

アカデミー賞で「助演男優賞/レオナルド・ディカプリオ」のノミネートがあります。
この時ディカプリオの知名度は低く、本当に病気を持っていると思われていたそうな。

(因みにこの年受賞したのは「逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズでした)

「タイタニック」(1997)は4年後です。
アカデミー主演男優賞ノミネートをの3度を経て、「レヴェナント: 蘇えりし者」(2016)で念願のオスカーを手にしています。

ノミネート作品は

・「アビエイター」(2005)
・「ブラッド・ダイヤモンド」(2007)
・「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(2014)






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「仮面の男」

2019年03月17日 | レオナルド・ディカプリオ
1998年の映画の紹介です

ランダル・ウォレス監督の、アレクサンドル・デュマの『ダルタニャン物語』をベースにした、歴史娯楽映画です。
ルイ14世と鉄仮面の男、二役はレオナルド・ディカプリオ、他に、ジョン・マルコヴィッチ、ジェレミー・アイアンズ、ジェラール・ドパルデュー、ガブリエル・バーン の頼もしく、カッコいい俳優軍です。



1662年、フランス。
若い国王・ルイ14世の横柄な振る舞いに、国民は極度の貧困と飢えに苦しめられていました。
ルイ14世に仕える銃士・ダルタニアンとルイ14世の母・アンヌ王妃は心配していました。
ある日、ルイ14世は三銃士の一人アラミスに、イエズス会の首領を暗殺するよう命令します。
アラミスは事態を重く見て、ダルタニアンと三銃士の二人、ポルトスとアトスを呼び付けます。
実はイエズス会の首領はアラミス自身で、アラミスは国王の秘密もみんなに話します。
それは、アンヌ王妃は双子を生んでおり、不吉と思ったルイ13世は一人をアラミスに託しました。
しかし、生存を知ったアンヌ王妃が呼び寄せようとすると、ルイ14世は怒って、弟に鉄仮面を付けさせ幽閉してしまったのです。
アラミスは鉄仮面の男・フィリップと国王ルイ14世をすり替えようと提案し、ポルトスとアトスと共に、何とか救出に成功します。
フィリップは、仮面を取ると、ルイ14世と瓜二つの顔をしていました。
その日から、決行の仮面舞踏会の日に向けて、すり替えのための教育が始まったのです。

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この映画はほとんどをフランスで撮影されました。
3度のオスカーを獲得しているチームによる衣装は1,400着以上。アクセサリーなど、豪華絢爛で、見ごたえも満点です。

ルイ14世、フィリップ二役はレオナルド・ディカプリオ。
二役については、映画とマスコミの世界がヒントになったと語ります。
それによると、演じたルイ14世はおだてられた映画スターとおんなじらしいです。
石膏で型を取り、アクリルで製作をした仮面については、
「かぶった瞬間、閉所恐怖症状態! 10分もするとイライラして壁に頭を打ちつけたくなった」
と語りました~~~

★☆★☆★ ≪おまけ≫ 一人二役を演じた、名優たち!! ★☆★☆★

「アバター」(2009) サム・ワーシントン
「ダブル・インパクト」(1991) ジャン=クロード・ヴァン・ダム
「ツイン・ドラゴン」(1992) ジャッキー・チェン
「アリス・イン・ワンダーランド」(2010) マット・ルーカス
「プレステージ」(2006) ヒュー・ジャックマン/クリスチャン・ベール
「アダプテーション」(2002) ニコラス・ケイジ
「レジェンド 狂気の美学」(2016) トム・ハーディ

などなど。




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「ギャング・オブ・ニューヨーク」

2019年03月12日 | レオナルド・ディカプリオ
2002年公開の映画の紹介です

監督は眉毛が特徴のマーティン・スコセッシ。アクション・ドラマ映画です。
主演・出演はレオナルド・ディカプリオ、キャメロン・ディアス、ダニエル・デイ=ルイス。


19世紀はじめのニューヨーク・ファイブ・ポインツという町。
アイルランド人の移民達"デッド・ラビッツ"と、アメリカ生まれの住人達"ネイティブ・アメリカンズ"は対立を繰り返していました。
町の利権をかけて最後の戦いが行われ、、"デッド・ラビッツ"のリーダー・ヴァロン神父は息子の目の前で"ネイティブ・アメリカンズ"のリーダー・ビル・ザ・ブッチャーに殺されてしまいます。
ヴァロン神父の息子・アムステルダムは少年院に投獄されてしまいます。
16年後、アムステルダムはファイブ・ポインツへ戻り、ブッチャーに牛耳られた町を目のあたりにします。
以前一緒に暮らしていたジョニーが話しかけてきて、町の事をアムステルダムに教えます。
アムステルダムは"ネイティブ・アメリカンズ"に入団し、徐々にブッチャーに気に入られていくのです。
ところがそれを面白く思わないジョニーは、ブッチャーにアムステルダムの素姓を話してしまうのです。
アムステルダムは痛めつけられ、重症のまま教会の地下に身を潜めます。
そこへ、ヴァロン神父に加勢していたモンクが現れ、アムステルダムにあるものを渡すのです。

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他キャストはリーアム・ニーソン、ブレンダン・グリーソン、ジョン・C・ライリー。

元にされた著書は、ハーバート・アズベリーの『ギャング・オブ・ニューヨーク』です。
著書の内容は「100年間に渡るニューヨークのギャングたちの社会を書き綴った歴史」です。

構想30年、撮影270日、製作費150億円!!
16歳の時にこの映画の話を聞いたというレオナルド・ディカプリオ。
監督から、撮影が7カ月を超えた頃、
「悪いね、こんなにかかっちゃって」
と言われて、
「いや、あと8ヶ月だってやるよ。夢がかなったんだから」
と答えたそうな。
ディカプリオは体を大きく見せる為、がっちり体系なっています。

この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ダニエル・デイ=ルイス」「脚本賞」など10部門のノミネートがあります。




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