ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「スキャンダル」

2020年08月06日 | ニコール・キッドマン
今年2月公開の映画の紹介です

監督は、ジェイ・ローチ。
FOXトップのセクハラに対する女性職員の告発が題材の実話のドラマ映画です。
主演・出演は、シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー。


2016年、ニューヨーク。
「1週間後の討論会は主催がFOX、CNNなどのテレビ局。
候補者たちに手ごわい質問が飛び交います。」
FOXニュースのトップキャスター、メーガン・ケリーはテレビで話し、画面に向かってFOXについて語ります。
「残念なことに政治家とメディアに関しては、FOXトップのロジャー・エイルズは凄腕。
2階のここでロジャーはFOXを牛耳ていて、いつも放送画面を見ている。」
そして、調整室に直通の電話でロジャーは写真が違うと怒鳴り、駆け出しのケイラは皆に弁解します。
討論会では極度の緊張をしながらも、メーガンはトランプに女性蔑視発言について激しく追及するのです。
一方、ベテランニュースキャスター、グレッチェン・カールソンは弁護士2人を前にロジャーのセクハラについて話します。
理由について聞かれ答えます。
「こんなことは辞めさせたいんです。」
そうしているうちに2階に呼ばれたグレッチェンは、エレベーターでメーガン、ケイラと一緒になります。
2階で降りると、ロジャーの部屋に入っていくケイラを見て、グレッチェンはつぶやきます。
「相変わらずね」
そして解雇を言われたグレッチェンはロジャー・エイルズを提訴し、世界中に衝撃が走るのです。

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原題の『Bombshell』は、爆弾、衝撃ニュース、セックスシンボルを意味するようです。

ロジャー役のジョン・リスゴーを始め、主要女優陣の特殊メイクを務めたのはヒロ・カズ。
アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞しています。
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」(2018)でも同賞を受賞しています。
他、「主演女優賞/シャーリーズ・セロン」「助演女優賞/マーゴット・ロビー」のノミネートがあります。

ロジャー役はジョン・リスゴー。
「ガープの世界」(1983)では、アカデミー賞主演男優賞のノミネートがあり、
テレビドラマ「ザ・クラウン(2016~)」では、プライムタイム・エミー賞助演男優賞ドラマ部門を受賞しています。




メイク中なんですね

お立ち寄り、ありがとうございます
レンタル待ちしてました!!
やっと観れました!!
大満足の共演でございました!!
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「遙かなる大地へ」

2020年05月08日 | ニコール・キッドマン
1992年公開の映画の紹介です

監督はロン・ハワード。
土地開拓時代の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、トム・クルーズ、ニコール・キッドマン、トーマス・ギブソン。

1892年、西アイルランド。
小作人たちは高い地代に苦しめられ地主に反感が募っていました。
ある日村に地主が現れ、小作人たちが暴動を起こしジョセフの父が大変な怪我をします。
父はジョセフに言い残します。
「土地は人間の魂と同じだ。
お前がが手にする事があったら、天国から祝福しよう。」
ジョセフは父の仇と、銃を持って地主・クリスティーの豪邸に近づき、納屋で夜を明かします。
すると、馬を連れた娘のシャノンに気付かれ、ジョセフが逃げようとするとシャノンの熊手が刺さってしまいます。
ジョセフはクリスティーの自宅で手当てを受け、翌日家を日につけたスティーブンという男が現れ、
揉み合いになってしまいます。
その夜、シャノンが密かにジョセフの部屋に来て、
今の生活は嫌だからモダンな暮らしを求めて出ていくのを手伝って」
と話し、追い払われてしまいます。
翌日、ジョセフとスティーブンの決闘の最中に馬車に乗ったシャノンがジョセフを連れ去ってしまいます。
タダでもらえると言うアメリカの土地を目指して2人はダブリンから船に乗りますが、召使いのように自分を扱うシャノンに、ジョセフは呆れかえるのです・・

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このころトム・クルーズは30歳ほど、ニコール・キッドマンは25歳ほど。
この時期2人はご夫婦です。
「デイズ・オブ・サンダー」(1990)の共演が縁のようです。
この映画の後、「アイズ ワイド シャット」(1999)でも共演があり、2年後に別れているんですね。

≪ ランドラッシュ ≫

この映画のテーマの一つとも言えるランドラッシュ。
1889年4月22日、アメリカ合衆国政府が入植を解禁したオクラホマに白人が未開の土地を求め殺到した現象のことなんですね。
一人当たり160エーカー(65ヘクタール)の土地を目指して、正午を告げる号砲と共にレースがスタートする仕組みです。




カメラ目線・・?

お立ちよりありがとうございます
この時代は衣装も楽しませてくれます
ニコールも、トムも
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「ステップフォード・ワイフ」

2020年03月17日 | ニコール・キッドマン
2005年公開の映画の紹介です

監督はフランク・オズ。
ジャンルは、SF・ホラー!? サスペンス!? ブラック・コメディ!?
主演・出演は、ニコール・キッドマン、マシュー・ブロデリック、ベット・ミドラー、グレン・クローズ、クリストファー・ウォーケン。


TVプロデューサーとして活躍しているジョアンナは、ある日セレモニーで新番組の紹介をしている時、恨みを持った男性から発砲されてしまいます。
ジョアンナは怪我はありませんでしたが、責任を取って首になり鬱状態になってしまいます。
同じ職場だった夫のウォルターは会社を辞め、ジョアンナにどこかで人生をやり直そうと話します。
新天地の高級住宅街・ステップフォードを訪れた2人に、皆をまとめているクレアが素晴らしい住宅に案内します。
住民の主婦は皆きれいな身なりで、どこか違和感を感じるジョアンナは、同じく感じている作家のボビーと知り合います。
間もなく祭典に参加してダンスを踊っている時、主婦の一人・サラがぐるぐる回りだし、耳から火花が散るのを見たジョアンナは、ウォルターにこの場所はおかしいと文句を言います。
しかしウォルターはジョアンナを元気にするためここに住み、住民もやさしく接してくれると悟らせるのです。
ところが、そのウォルターは『男性教会』に入り浸りで、ある日ジョアンナはボビーとこっそり『男性教会』に忍び込むのです・・・

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原作はアイラ・レヴィンの、『ステップフォードの妻たち』です。
 映画化になっている『死の接吻』、『ロズマリーの赤ちゃん』『硝子の塔』でもおなじみの作家ですね。

1975年公開の『ステップフォードの妻たち』(キャサリン・ロス主演)のリメイクです。
どちらかというと男女同権思想に対するものだったようですが、
今回の映画は、今風のコメディの作りになっています。

ジョアンナ役はニコール・キッドマン。
「誘う女」(1996)、「ムーラン・ルージュ」(2001)、「アザーズ」(2002)、「めぐりあう時間たち」(2003)、「コールド マウンテン」(2004)、「ラビット・ホール」(2011)、「ペーパーボーイ 真夏の引力」(2013)、「LION/ライオン ~25年目のただいま~」(2017)などでは、数限りないノミネートと受賞があります。




お立ち寄りありがとうございます
ちょっと異色の映画で、いろんな映画があるもんだなぁとつくづく思います
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「イノセント・ガーデン」

2020年01月28日 | ニコール・キッドマン
2013年公開の映画の紹介です

監督はパク・チャヌク。
美と狂気のサスペンス映画です。
主演・出演は、ミア・ワシコウスカ、ニコール・キッドマン、マシュー・グッド。


インディアは部屋のあちこちを探し、やっと外の木の枝の間に隠してある父からの誕生日プレゼントを見つけます。
毎年同じデザインの靴でしたが、その年は一つの鍵が入っていました。
間もなく父の事故死の知らせを受け、葬儀が行われます。
その場には喪服ではない男性が姿を見せ、行方不明だった父の弟のチャーリーとわかります。
端正な顔立ちで屈託のないチャーリーはインディアに声をかけますが、インディアは素直に受け答えが出来ないでいました。
チャーリーは暫く滞在する事になり、美しい母・イヴリンと街に出かけ、帰ると大きな箱のアイスをインディアに渡します。
地下の乱雑な中にある大きな冷凍庫に、インディアはアイスを放り込みます。
その後、インディアは家政婦と言い争っているチャーリーを見かけ、家政婦は間もなく出ていきます。
そして間もなく、地下でアイスを食べていたインディアは、冷凍庫の下に隠された死体を発見するのです・・・

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この脚本は、当初作者の名前が伏せられたいたようです。
8年の歳月が掛けられた脚本を受け取ったプロデューサーは、読み出したら止まらなかったとか。
先入観を懸念した作者は、ウェントワース・ミラーという、TVシリーズ「プリズン・ブレイク」の主演だったんですね。

インディア役は、ミア・ワシコウスカ。
この映画は、既に「アリス・イン・ワンダーランド」(2010)、「ジェーン・エア」(2012)などの主役の後の、20代前半の頃の作品です。

怪しいけど、完璧なリチャード役はマシュー・グッド。
「セルフレス/覚醒した記憶」(2016)、「マリアンヌ」(2017)などの出演があります。
今年9月公開予定の「キングスマン: ファースト・エージェント」の出演が控えています。





お立ち寄り、ありがとうございます
参加しているブログランキングからもご訪問を頂いています
応援頂いて、嬉しい限りです ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ
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「NINE」

2019年12月21日 | ニコール・キッドマン
2010年公開の映画の紹介です

監督はロブ・マーシャル。
フェデリコ・フェリーニ監督の、自伝・ミュージカル映画です。
主演・出演は、
ダニエル・デイ=ルイス(グイド役)
マリオン・コティヤール(グイドの妻)
ペネロペ・クルス(グイドの愛人)
ジュディ・デンチ(衣装デザイナー)
ケイト・ハドソン(ファッション雑誌記者)
ニコール・キッドマン(有名な大女優)
ソフィア・ローレン(グイドの母)


世界的に有名な映画監督のグイドは、最近の映画の評判が悪い中、新作映画『イタリア』の準備を進めていました。
しかし脚本が書けず寝不足の状態で、グイドは記者会見にのぞみます。
映画の概要について執拗に聞く記者がいて、上手くかわすせず、グイドはその場を逃げ出してしまいます。
着いたホテルでは、やはりグイドは知られていて声をかけられてしまいます。
「女性の電話は取り次ぎ、男性は断るように」とグイドはフロントに伝え、医者を呼んでもらいます。
医者から極度の疲労と言われるも、愛人・カルラからの電話にグイドは夢中になっていくのです。
グイドは妻のルイザにも来て欲しいと電話をしますが、いる場所がわからないと誤魔化します。
しかしルイザは、衣裳担当のリリーに教えてもらい、会食に姿を現します。
ところがカルラと鉢合わせをしルイザは怒って部屋に行きますが、グイドはカルラに帰るように言うのです。
その後、ルイザと上手くいきかけたグイドですが、ある電話を受けルイザを置き去りにしてしまいます・・・

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冒頭で女性陣が歌って踊るゴージャスなシーンがあります。

自伝的ストーリーはブロードウェイのミュージカルで、トニー賞を受賞しています。

アカデミー賞では「助演女優賞/ペネロペ・クルス」「歌曲賞」「美術賞」「衣裳デザイン賞」のノミネートがあります。

女性に惑わされるグイド役はダニエル・デイ=ルイス。
アカデミー主演男優賞を3回!!!受賞しています。
「マイ・レフトフット」(1990) 108分
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」(2008) 158分
「リンカーン」(2013) 150分

更に、アカデミー主演男優賞・ノミネートも3回!!
「父の祈りを」(1994) 133分
「ギャング・オブ・ニューヨーク」(2002) 167分
「ファントム・スレッド」(2018) 130分

しかも、主演作殆ど長編!!!

≪ 贅沢な サウンドトラック ≫

1.  『オーバーチュア・デル・ドンネ』  女性キャストアンサンブル
2. 『グイドズ・ソング』  ダニエル・デイ=ルイス
3. 『ア・コール・フロム・ザ・バチカン』 ペネロペ・クルス
4. 『フォリー・ベルジェール』  ジュディ・デンチ
5. 『ビー・イタリアン』  ファーギー
6. 『マイ・ハズバンド・メイクス・ムービーズ』  マリオン・コティヤール
7. 『シネマ・イタリアーノ』  ケイト・ハドソン
8. 『グアルダ・ラ・ルーナ』 ソフィア・ローレン
9. 『アンユージュアル・ウェイ』  ニコール・キッドマン
10. 『テイク・イット・オール 』 マリオン・コティヤール
11. 『アイ・キャント・メイク・ディス・ムーヴィー』  ダニエル・デイ=ルイス
12. 『フィナーレ』





いつもお立ち寄りありがとうございます (*´∪`*)
ダニエル・デイ=ルイスの映画は長いので、違った意味で観るのを迷います
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「ペーパーボーイ 真夏の引力」

2019年12月13日 | ニコール・キッドマン
2013年公開の映画の紹介です

監督は、リー・ダニエルズ。
ピート・デクスターの小説原作、15R指定のクライム・サスペンス映画です。
主演・出演は、ザック・エフロン、マシュー・マコノヒー、ニコール・キッドマン、ジョン・キューザック。


物語は、ジェンセン家の家政婦・アニタが取材を受けて話している語りで始まります。
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フロリダ州モート群。
長男のウォードはマイアミ・タイムズ紙の記者で、女性から依頼を受けてライターと2人で帰省しました。
弟のジャックは大学の水泳選手でしたが、問題を起こして退学し家にいる状態でウォードの運転手を買って出ます。
間もなくウォードに手紙を書いた美しいシャーロットが、資料の箱を抱えてやってきます。
最初は見惚れていたジャックは、慌ててシャーロット手伝います。を
シャーロットは死刑囚のヒラリーと手紙のやりとりをしていて、無罪を証明してほしいと言うのです。
ウォード達は弁護士の許可を得て、ヒラリーに会いに行きます。
しかし、ヒラリーとシャーロットはお互いに夢中で、話しどころではなく時間終了になってしまいます。
2回目の面接の時、パンツを履いていたシャーロットに、ワンピースで来いと怒鳴ります。
その後、ヒラリーの話からウォードはゴルフ場に行きますが、大けがをしてしまいます。
そして間もなくヒラリーは釈放されることになり、手紙を出さなくなったシャーロットにまっすぐ会いに行くのです・・・

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いやはや、ストーリーの凄さもさることながら、豪華な俳優陣の演技が絶妙!!

稀に見る奇抜な演技のシャーロット役はニコール・キッドマン。
演技は絶賛され、ゴールデングローブ賞・全米映画俳優組合賞など多数、賞にノミネートされています。

この映画あたりから怪しい役も有りのジョン・キューザック。

体を張ったな---って感じのマシュー・マコノヒー。

一番普通だったザック・エフロン。
・・・主演にもかかわらずあらすじにあまり登場してません。

この映画はカンヌ国際映画祭で、惜しくもパルム・ドールを逃しました。
※ 因みに受賞作は、ミヒャエル・ハネケ監督の「愛、アムール」でした。




応援ありがとうございます
主演のザック・エフロンを中心にあらすじを書いたら、ジャンルは青春映画です バリバリの15Rですが・・
コメント (4)
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「誘う女」

2019年12月06日 | ニコール・キッドマン
1996年公開の映画の紹介です

監督は、ガス・ヴァン・サント。
実話が元になっている、サスペンス映画です。
主演・出演は、ニコール・キッドマン、マット・ディロン、ホアキン・フェニックス、ケイシー・アフレック。


スザーン・ストーンはアメリカの地方のTV局でのお天気お姉さんの仕事をしています。
スザーンは、夫のラリー・マレットの殺害容疑がかけられていました。
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レストランで働いているラリーは、客のスザーンにぞっこんになり、2人は結婚します。
スザーンはテレビで有名になる夢があり、TV局で働きます。
ドキュメンタリー番組の企画のため、ある日スザーンは地元の高校へ行きます。
学生の協力者はジミー、ラッセル、リディアの3人でした。
しかしスザーンの企画はうまくいかず、ラリーまでも鬱陶しくなってくるのです。
ある日スザーンはジミーを誘惑し、夫の暴力から逃げたいと話します。
スザーンに夢中のジミーは、言われるままになってしまうのです・・・

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この映画は、ドキュメンタリータッチで、出演者が事件や人物についての語りが所々にはいる形式です。

原作はジョイス・メイナードの同名小説ですが、実際に起きた事件を題材にしています。
この映画で、ニコール・キッドマンは、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。

ジミー役、高校生役のホアキン・フェニックスはこの時20歳くらいです。
兄は他界しているリヴァー・フェニックス。
妹がケイシー・アフレックと夫婦なんですね。
「グラディエーター」(2000)では、アカデミー助演男優賞に、「ザ・マスター」(2013)ではアカデミー主演男優賞にノミネートされています。

ラッセル役のケイシー・アフレックは19歳ほどで、この作品で映画デビューしています。
「ジェシー・ジェームズの暗殺」(2008)ではアカデミー助演男優賞にノミネート、
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2017)では、アカデミー主演男優賞を受賞しています。




いつもお立ち寄りいただき有難うございます ヾ(○⌒ ∇⌒○)ノ 
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「ある少年の告白」

2019年11月11日 | ニコール・キッドマン
今年4月公開の映画の紹介です

監督はジョエル・エドガートン。
ガラルド・コンリーの告白本『Boy Erased: A Memoir』が原作の、実話のドラマ映画です。
主演・出演は、ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ラッセル・クロウ、ジョエル・エドガートン、グザヴィエ・ドラン。


青年・ジャレッドは語ります。
『何も起きなければよかった
でも、起きたことを感謝する』
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大学生のジャレッドと母・ナンシーは身支度を整え“愛の導き”という施設に向かいます。
到着すると係が説明し、受付でナンシーは止められます。
「5時に迎えに来る」とナンシーは言い、ジャレッドは「大丈夫だから」と答えます。
同じくらいの男女が集められ、主宰のカウンセラー、サイクスが規律などについて説明します。
サイクスは最後に、施設の事は家族に絶対に話さないよう念を押し、まず皆に家系図を書かせます。
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ジャレッドが大学時代寮で過ごす頃、大学からジャレッドの両親に電話があり、ジャレッドは『同性愛者』ではないかと 話されます。
牧師である父は、助言を求めて教会関係者を家に呼びました・・・

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施設で行われることに、次第にジャレッドは不信感を持ち始めます。
しかしサイクスに、「大学は無駄だから、ここで1年間過ごすよう両親に話した」と告げられるのです・・・

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原作は、NYタイムズ紙によるベストセラーに選ばれています。

この映画はゴールデングローブ賞で「主演男優賞(ドラマ部門)/ルーカス・ヘッジス」「主題歌賞/『Revelation』」のノミネートがあり、
オーストラリア映画協会賞では「作品賞」「監督賞」「主演男優賞/ルーカス・ヘッジス」などたくさんのノミネートがあり、
「脚色賞」と「助演女優賞/ニコール・キッドマン」を受賞しています。

ジャレッド役はルーカス・ヘッジズ。
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2017)では、アカデミー助演男優賞ノミネートなど、たくさんのノミネートと受賞があります。
「ベン・イズ・バック」(今年5月)ではジュリア・ロバーツと共演、劇場未公開の「ミッド90ズ」(2018製作)などの出演があります。






いつもお立ち寄りいただき有難うございます (*´∪`*)
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「奥さまは魔女」

2019年09月19日 | ニコール・キッドマン
2005年公開の映画の紹介です。

監督はノーラ・エフロン。
1964~1972年放送のテレビシリーズを題材にしたオリジナル・ストーリーのコメディ映画です。
主演・出演は、ニコール・キッドマン、ウィル・フェレル、シャーリー・マクレーン、マイケル・ケイン。


魔女のイザベルは、貸家を買い付け、必要なものを買いにスーパーへ出かけます。
そこでいきなり父が現れ、何不自由なく暮らせるのに何故人間界にいるのかと尋ねます。
イザベルは恋をして誰かに必要とされる生活がしたいと言い張ります。
一方、俳優のジャックは、2本の主演映画がこけて、テレビ出演の交渉をしていました。
人気の『奥さまは魔女』のリメイクで、ジャックは主役を位置づける為サマンサには新人を依頼します。
間もなく、本屋で見かけたイザベルの鼻の動きが目にとまり、声をかけます。
「必要だ」と言われ、迷いつつ受けたイザベルは製作陣に好評でした。
ところが、自分を売り出す為にイザベルを利用しているというジャックとマネージャーの話をイザベルは耳にしてしまいます。
隣人で友人のニーナに相談すると、ニーナは、選択肢は3っ、
「辞めるか、我慢するか、復讐するか」
イザベルは『復讐』を選択したのでした。

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ドラマの魔法使い役に出演するイザベルが、実は本物の魔女だった、というややこしい展開ですが、魅力的なニコール・キッドマンの魔法にかけられて、面白おかしく見入ってしまいます。
な~~んて、ベタな紹介~~

ジャック役はコメディアンのウィル・フェレル。
当初はジム・キャリーが予定されていたようです。
「ズーランダー」(2002)シリーズ、「プロデューサーズ」(2000)ではゴールデングローブ賞 映画部門 助演男優賞にノミネートされています。

≪ 『奥さまは魔女 (テレビドラマ)』 豆知識 ≫

放送は、アメリカのABCテレビで、1964年から1972年まで全254話。
第74話まではモノクロで、第75話からはカラー放送となったんですね。
日本では1966年からTBSと毎日放送で放送されました。

サマンサ役:エリザベス・モンゴメリー
ダーリン役:ディック・ヨーク・後にディック・サージェント

※ 因みに、バッグブランドの「サマンサ・タバサ」の命名にはこのドラマの登場人物はまったく関係ない、と社長が明言しているそうです。





おまけの画像


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「白いカラス」

2019年08月19日 | ニコール・キッドマン
2004年公開の映画の紹介です

監督はロバート・ベントン。
人種差別・DVなど、差別や偏見について描かれたヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演はアンソニー・ホプキンス、ニコール・キッドマン、ゲイリー・シニーズ,エド・ハリス。


老齢の元古典文学の教授・コールマンは、ある時若い作家・ネイサンと出会います。
2人は意気投合し、コールマンは自分に若い恋人がいるとネイサンに話します。
恋人は大学の清掃係の美しいフォーニアでした。
フォーニアは時々、「あの男が来る」と怯えます。
フォーニアは暗い過去を持ち、夫のDVから隠れるようにしていたのです。
ある日コールマンは、ネイサンにフォーニアを紹介しようと食事の席を設けます。
ところがフォーニアは突然の紹介に怒り出し、出て行ってしまうのでした。
ある晩コールマンの家の外で、フォーニアの元夫がクラクションを鳴らし続けます。
コールマンが外に出て威嚇すると、元夫は
「その女は2人の子供を殺した」
と言い、その場を去りました。
コールマンはフォーニアを慰め、自分自身のの深い過去を話すのです・・

*********************************************
この映画はコールマンの現在と過去が同時進行で進みます。

原題は『The Human Stain』直訳で人間の傷あとの事ですが、『白いカラス』という意味もあるらしいんですね。
フィリップ・ロスの小説「ヒューマン ステイン」が原作です。

コールマン役は現在はアンソニー・ホプキンス。
若かりし頃の役はウェントワース・ミラー。

ネイサン役はゲイリー・シニーズ。
「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1995)、「アポロ13」(1995)、「グリーンマイル」(2000)の出演が・・・ってどれも主演はトム・ハンクスじゃね!?





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「アクアマン」

2019年07月10日 | ニコール・キッドマン
今年2月公開の映画の紹介です

監督はジェームズ・ワン。
アメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画です。
主演・出演はジェイソン・モモア、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、パトリック・ウィルソ、ンドルフ・
ラングレン、ニコール・キッドマン。


1985年、メイン州のアムネスティ湾。
灯台守のトム・カリーは、岩場の海岸に打ち上げられた女性を助け家へ運びます。
美しいスイミングスーツを身につけた女性は、海底国アトランティスから逃亡した女王アトランナだったのです。
やがて2人の子供が誕生しアーサーと名付けますが、ある日海底から追手が現れアトランナは撃退します。
しかし、トムとアーサーの身を案じ、戻ってくると約束してアトランナは海に姿を消すのでした。
数年後、少年のアーサーが水族館で友達にいじめられていると、水槽のサメが暴れ出し、魚たちみんなアーサーを見つめるのです。
現代。
襲われている潜水艦をアーサーであるアクアマンが救い、首謀者を殺さずに去ります。
アーサーは久しぶりに父に会い、帰り道で津波に襲われます。
すると海底の女王・メラがトムを救い出し、アーサーに海底で弟のオームが地球に警告を出したと話し救いを求めます。
アーサーはメラと海底に入り、王に長年使えているバルコから、真の王が持つ伝説の矛・トライデントの話を聞きます。
しかしアーサーはアトランティス兵に捕まり、オームに決闘を申し込まれてしまうのです。
オームのいいなずけのメラは気が気ではないまま2人の決闘を見つめます・・・

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あらすじは淡々としていますが、海底王国は素晴らしい美しさで、魅了されてしまいます。

アクアマン役はジェイソン・モモア。
テレビシリーズの「スターゲイト アトランティス」「ゲーム・オブ・スローンズ」のメインキャストです。
アクアマン以外では「マッドタウン」(2017年製作・劇場未公開)、「バッド・ウェイヴ」(2017)の出演があります。

この映画は、「DCコミックス」の実写化映画作品を、クロスオーバー作品群として扱う『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の映画です。 

≪ 『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズ ≫

「マン・オブ・スティール」(2013)
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)
「スーサイド・スクワッド」(2016)
「ワンダーウーマン」(2017)
「ジャスティス・リーグ」(2017)

そして、今年4月「シャザム!」が公開されています。
来年以降、
「ワンダーウーマン 1984(原題)」
「The Batman(原題)」
「The Suicide Squad(原題)」
の公開予定が目白押しです。




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「リピーテッド」

2019年06月14日 | ニコール・キッドマン
2015年公開の映画の紹介です

監督はローワン・ジョフィ。
ベストセラー小説が原作の、ミステリー映画です。
主演・出演はニコール・キッドマン、コリン・ファース、マーク・ストロング。


クリスティーンは、目覚めると隣に見た事も無い男性が寝ていて驚きます。
男性は、自分は夫・ベンで、クリスティーンは事故で脳に障害が起き、1日しか記憶が保てないと説明します。
部屋の壁には2人の写真や、物の保管場所などが貼られています。
ベンが仕事に出かけた後、主治医から電話がかかって来ます。
主治医のナッシュも、詳しくクリスティーンに説明します。
ナッシュはクリスティーンに、ビデオカメラに自分が喋って録画する事をアドバイスしていて、ベンには内緒でした。
クリスティーンはビデオで、自分が話して説明していることを確認しましす。
その後事故の記事をもとに、ナッシュとクリスティーンは事故現場を訪れます。
記事によるとクリスティーンは頭を強打されて全裸で見つかったとあります。
しかしクリスティーンには全く記憶がなく、事件を知りたいと切望するのです。

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この映画の原作はスティーヴン・J・ワトソンのデビュー小説『わたしが眠りにつく前に』です。

≪ おまけ ≫

「海外の観客が選んだ!サスペンス&ミステリー映画ランキング」(2018)
という記事を発見!!!

上位には

ユージュアル・サスペクツ(1995)
情婦 (1957)
M (1931)
裏窓 (1954)
羊たちの沈黙 (1990)
セブン (1995)
第三の男 (1949)
北北西に進路を取れ (1959)
L.A.コンフィデンシャル (1997)
サイコ (1960)
メメント (2000)

などが並んでいます。






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「聖なる鹿殺し」

2019年05月15日 | ニコール・キッドマン
2018年3月公開の映画の紹介です

監督はヨルゴス・ランティモス。
サイコホラー映画です。
主演・出演はコリン・ファレル、ニコール・キッドマン、バリー・コーガン。


心臓外科医スティーブンは、美しい女医の妻と娘・息子に恵まれて豪邸に住んでいます。
スティーブンは少年マーティンと時々食事に行ったり連絡を取り合います。
そして家族にもマーティンを紹介し、医師に興味があると家族に説明します。
そこでマーティンは、スティーブンは亡くなった父の担当医だったと話します。
ある朝突然息子の足が動かなくなり、慌ててスティーブンは自分の病院に連れて行きます。
 検査では異常は見られないのに、息子の体は動かなくなり食欲も落ちてきます。
 何度も会いたいと連絡をよこすマーティンに、避けていたスティーブンは渋々会います。
しかしマーティンは信じられない話をスティーブンにするのです。
 「先生は僕の家族を一人殺した。僕も一人殺さなければならない。
1.手足のまひ
2.食事の拒否
3.目の充血
4.そして死」
マーティンは一気に話し、そして最後に一言付け加えます。
「・・・

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サブタイトルに原題の『キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』がついてます。

第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門パルム・ドールを争ったんですね。
 「脚本賞」を受賞しています。
(因みに受賞は「ザ・スクエア 思いやりの聖域/監督: リューベン・オストルンド」)

マーティン役はバリー・コーガン。
「ダンケルク」(2017)の出演があります。
コリン・ファレルと一緒のインタビュー中、髪を掻いたりあくびをする様子は、この映画のスパゲティーをほおばるマーティンを思い出します。

この映画はギリシャ悲劇の『アウリスのイピゲネイア』が基になっています。

≪ アウリスのイピゲネイア ≫

 ※ ある時ギリシア軍の王が狩りで、女神アルテミスの鹿を討ってしまいます。
 王は自分が一番だと威張り、女神アルテミスの怒りを買います。
その後王は戦も上手くいかなくなり、女神の怒りを鎮める為に娘をささげるという物語です。




コメント (1)
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