ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ブロークン 過去に囚われた男」

2022年09月20日 | アル・パチーノ
2014年製作・劇場未公開の映画の紹介です
実は記事が溜まっておりまして、1日2度アップしたりしてます
その中から、ぜひ気になる映画レビューをクリックしてみて下さいね

監督は、デヴィッド・ゴードン・グリーン。
97分のヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、ほぼアル・パチーノ一人。
他、ホリー・ハンター、ハーモニー・コリン、クリス・メッシーナ。


初老のマングルホーンは、小さな鍵屋を経営しています。
マングルホーンにはずっと忘れられないクララという女性がいて、毎日のように彼女へ手紙を書いています。
手紙にはクララへの愛と自分のこころの痛みを綴っていましたが、何度出しても手紙は“宛先不明”で返送されてくるのでした。
そんな中、マングルホーンは毎週金曜に銀行へ行って、受付係のドーンとたわいもない会話をすることが小さな楽しみでした。
話題にするのはドーンの犬のチーフや、マングルホーンの猫のファニーの事などです。
時々、マングルホーンは息子のジェイコブと食事を取りますが、話題がかみ合わず、最後まで二人ともテーブルについている事が出来ないのです。
そのうち、マングルホーンとドーンは何度かデートを重ねるようになります。
ドーンの自宅に招かれるようになるマングルホーンですが、なぜかクララの事を熱く語り始めるのです・・・

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この映画は、2014年度のヴェネチア国際映画祭や、トロント国際映画祭でコンペティション部門に出品されるなど、世界の映画祭で高い評価を受けて話題になったようです。

マングルホーンを演じたアル・パチーノの独壇場とも言える作品で、終始登場しています。
この映画のあと「Dearダニー 君へのうた」(2015)「ブラック・ファイル 野心の代償」(2017)と、製作・公開がありますが、
この映画では人生と比例した、かなり老けこんだ役どころです。

ドーン役はホリー・ハンターです。
「ブロードキャスト・ニュース」(1988)では、ベルリン国際映画祭の女優賞を受賞、
「ピアノ・レッスン」(1994)ではアカデミー主演女優賞を受賞しています。
「ザ・ファーム 法律事務所」(1993)、「サーティーン あの頃欲しかった愛のこと」(2005)では、アカデミー賞助演女優賞のノミネートがあります。




皆さま、お立ち寄りとランキングの応援ありがとうございます
あらすじには載せませんでしたが、マングルホーンは急に暴力的になるシーンも登場しますです
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「リトル・ダンサー」

2022年09月20日 | ドラマ映画
2001年公開の映画の紹介です

監督は、スティーブン・ダルドリー。
最後まで楽しませてくれる、青春ドラマ映画です。
主演・出演は、ジェイミー・ベル、ジュリー・ウォルターズ、ゲイリー・ルイス。


1984年。イングランド北東部・ダーラムの炭鉱町エヴァリントン。
母親をすでに亡くしている11歳のビリー・エリオットは、朝食を作り持っていくと祖母がいなくて慌てます。
軽度の認知症を患う祖母は外で見つかり、「ビリーだよ」と言って手をつないで自宅に連れて帰ります。
父と兄・トニーは炭鉱のストライキに出かけ、ビリーは50ペンスを持ってボクシングを習いに行きます。
ストの炊き出しのため、その日はウィルキンソンが指導するバレエ教室が室内半分を使います。
居残り練習を言われたビリーは、興味を持ってバレエの教室に参加するとウィルキンソンからバレエシューズを渡されます。
何度か通うビリーにウィルキンソンは真剣に教え始めますが、ある日ビリーの父が現れビリーを連れ帰ってしまうのです。
父はあからさまにバレエは男のするものではないと、ビリーを叱責します。
その後ウィルキンソンはビリーに、素質がありロンドンのオーディションを受けるよう話し秘かに練習を始めます。
しかしオーディションの前日、ある事件が起きてしまうのです・・・

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しばしスルーしていた映画ですが、ブロ友さんのご紹介でやっと観ました
なんで、早く観なかったんだーーーーーっ!!!

世界的バレエダンサー、アダム・クーパーの特別出演もあります。

ビリー役は、このころ十代前半のジェイミー・ベル。
ダンスは6歳から習っていて、約2,000人の候補から選出されたようです。
この映画では、「英国アカデミー賞/主演男優賞」「英国インディペンデント映画賞新人俳優賞」を受賞しています。
他、「SKIN/スキン」(2020)の主演、
「第九軍団のワシ」(2012)、「スノーピアサー」(2014)、「ロケットマン」(2019)、「ウィズアウト・リモース」(2021制作)などのほぼ準主役の出演があります。





皆さま、日々のお立ち寄りと応援ありがとうございます
いくつかあるダンスシーンは、圧巻でございます
コメント (4)
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