ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「雪の轍」

2022年07月15日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2014年、劇場未公開の映画の紹介です

監督は、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン。
トルコのドラマ映画です。
主演・出演、ハルク・ビルギネル、メリサ・ソゼン、アイベルク・ペクジャン。


カッパドキア。
“ホテルオセロ”を経営し、いくつかの不動産も持つアイドゥンは、キノコを採って帰ってくると客と会話します。
「馬」はいるのかと尋ねられ、体裁でパンフレットに載せたとアイドゥンは答えます。
その後書斎のパソコンでホームページを確認したアイドゥンは、馬を買いに出かけるのでした。
ある日、使用人のヒダーエットと出掛けたアイドゥンは、車に石を投げられ窓に傷がついてしまいます。
ヒダーエットは投げた少年を追いかけると、川を渡った少年はずぶぬれになり送っていくことにします。
少年の親イスマエルは居丈高で、家賃を滞納しているどころか強制執行人を突然よこしたことで文句を言うのです。
しかも家の窓ガラスを割って「気が済んだか」という始末です。
数日してあるメールが届き、アイドゥンは相談のため友人と妻のニハルのを呼びます。
若く美人のニハルは慈善活動をしていて、届いたメールも援助を必要としていました。
ところがニハルは目的が違うと反対し、口論になって出て行ってしまいます。
さらに数日してニハルの活動団体に参加して様子をうかがうアイドゥンに、ニハルは遠慮してほしいと直接話すのです。
そのあとから、2人の溝は急激に深まるのでした・・・

*******************************************************
この映画は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞(グランプリ)を受賞しています。

アントン・チェーホフの短編小説「妻」がもとになっているようですが、
なんと3時間16分の会話劇です。

淡々と流れていきますが、ありがちな日常に惹きこまれていくから不思議です。




お立ち寄りと、ランキングの応援ありがとうございます
レンタルしてから上映時間に気づきましたが、
頑張って(途中途中休みながら)観ましたぞ (∩。∩;)ゞ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「スパイダーヘッド」 | トップ | ≪ アップ記事 2022年1月-20... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ヨーロッパ映画など(英語圏以外)」カテゴリの最新記事