ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「怪物の木こり」

2024年05月28日 | 日本映画
昨年12月公開の日本映画の紹介です

監督は、三池崇史。
倉井眉介の小説が原作の、PG12指定・スリラー映画です。
主演・出演は、亀梨和也、菜々緒、吉岡里帆、
染谷将太、堀部圭亮、渋川清彦、中村獅童。


(あらすじ)
森の奥深く、たくさんの警官が一軒家に踏み込み、容疑者・東間翠を確認します。
遺体が見つかる中、翠は自害してしまいました。
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山間で車を走らせる弁護士の二宮彰はつけてくる車に気づき、カーブで待ち伏せします。
追跡の理由を確認した二宮は、躊躇もなく手を下します。
その後駐車場で仮面の男に襲われ傷つけられた二宮は病院で目を覚まします。
自分の脳に埋め込まれた“脳チップ”の存在を二宮は医師から初めて知らされ、
知り合いの杉谷医師に“脳チップ”について詳しく聞きます。
更に、PCの画面を見た二宮が「この男だ!!」と指さしたのは、
童話『怪物の木こり』の表紙の怪物でした。
同じ頃、連続殺人事件を捜査するプロファイラーの戸城は、同一犯でサイコパスの可能性を示唆します。
遺体から脳がすべて取り除かれており、戸城は二宮の事件に行き当たります。
戸城の訪問を受けた二宮は適当にごまかし、その後“怪物の木こり”を先に探し出すと意気込むのです・・・

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三池監督らしいグロさありストーリーでしたが、
想像させられる部分も多かった気がします。

原作の小説は、
2018年の『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しています。

戸城役は、珍しくさばけた雰囲気の菜々緒。
この感じもカッコ良かったです。
アカデミー賞の受賞はまだないですが、
“ザテレビジョンドラマアカデミー賞/助演女優賞”は、
「インハンド」「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」などたくさんあります。
「白ゆき姫殺人事件」(2014)の出演が、映画デビューだったんですね。
他、「土竜の唄 香港狂騒曲」(2016)、「地獄の花園」(2021)、
「七人の秘書 THE MOVIE」(2022)などの出演があります。

≪ おまけ 『このミステリーがすごい!』大賞とは ≫

2002年に宝島社、NEC、メモリーテックの3社が創設したミステリー小説の賞で、
募集した新人作家の作品からの選択ようです。

【第17回(2018年)】

大賞:『怪物の木こり』倉井眉介
優秀賞:『盤上に死を描く』井上ねこ
U-NEXT・カンテレ賞:『名もなき復讐者 ZEGEN』登美丘丈
隠し玉:
・『キラキラネームが多すぎる 元ホスト先生の事件日誌』黒川慈雨
・『クサリヘビ殺人事件 蛇のしっぽがつかめない』越尾圭
・『勘違い 渡良瀬探偵事務所・十五代目の活躍』猫森夏希
・『偽りの私達』日部星花
最終候補:
・『砂塵のサアル 血の復讐』澤隆実
・『ライク・ライカ』朝倉雪人
・『セリヌンティウス殺人事件』小塚原旬

※ 同じタイトルで別受賞の「国内編/海外編」記載のモノは、
ミステリー小説のブック・ランキングのガイドブックです。
ランキングは投票形式で選ばれて、国内部門と海外部門よりそれぞれベストテンが選ばれるようです。

混乱しましたよ。
せめてタイトル変えて。





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やっと島田荘司 を読み始めたばかりです

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