ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「折り梅」

2024年07月17日 | 日本映画
2002年公開の日本映画の紹介です

監督は、松井久子。
認知症の介護を描いた、ドラマ映画です。
主演・出演は、原田美枝子、吉行和子、トミーズ雅、加藤登紀子、金井克子。


(あらすじ)
愛知県、豊明市。
パートで働く巴は、夫・裕三と中学生の娘、小学生の息子と暮らしています。
三男である裕三の高齢の母・政子は一人暮らしをしていて、
ある夜洗濯物にアイロンを当てている巴は裕三に言います。
「お母さんが一緒に暮らすならあんたがいいって言うのよね。」
裕三は、「お前が良ければいいんじゃないか。」と言いました。
間もなく政子は引っ越してきて平穏に過ぎていきます。
ところが3か月たったころ、モタモタと茶碗洗いをする政子に巴がイラつき始めます。
その後も政子はゴミ出しを向かいの門の前において来たり、
巴が注意すると「帰る!!」と言って荷造りはじめるのです。
ある日嫌がる政子を病院に連れて行った巴は、
“初期のアルツハイマー”だったと裕三に伝えます。
「パートを辞めた方がいい」「辞めてお母さんの面倒見ろというの?」
口論が絶えなくなり、子供たちも反抗的になってくるのです。
そして、巴と裕三はグループホームを見学に行きました。
「入れるつもりではなく、こういうところもあると知っておきたかった。」
そういう巴ですが、ある日政子に髪をつかまれ外に出される事態が起きるのです・・・

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いい終わり方の映画でしたが、多くの方が経験する中本当はもっと深刻になるのではとも思いました。

『折り梅』とは、梅の木は樹皮からも水分を吸収できて生命力が強いことから、
折ったり、曲げたりしながら枝の形を整える生け花の手法のことを言うようです。
劇中にはその生け花が登場します。

政子役は、今年88歳の吉行和子。
この映画の頃は70代後半だったんですね。
この映画の後もたくさんの映画出演があります。
「舞妓Haaaan!!!」(2007年)、「小さいおうち」(2014年)、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(2017年)、
「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」(2018年)、「羊と鋼の森」(2018年)、
などは当ブログでもアップしています。




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