ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ロング・エンゲージメント」

2024年07月05日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2005年公開の映画の紹介です

監督は、ジャン=ピエール・ジュネ。
セバスチャン・ジャプリゾの小説が原作の、フランス製作・R15のラブ・ストーリ-映画です。
主演・出演は、オドレイ・トトゥ、ギャスパー・ウリエル、マリオン・コティヤール、
ジョディ・フォスター。



(あらすじ)
第一次大戦中の1917年、フランス。
5人の兵士が、故意に自傷をした疑いで死刑宣告を受けてしまいました。
婚約者・マチルドがいる若いマネクもその中の一人です。
5人は殺害される代わりに、自国の塹壕と敵地の中間地点に放たれました。
休戦状態でしたが、寒さと飢えで命を落とすだろうと見捨てられたのです。
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数年後、マチルドの元にマネクの戦死の報せが届きます。
マチルドは戦死を信じず、自分でマネクを探すため戦地にわたります。
元伍長が前線でマネクを見かけていたと聞き、マチルドは会いに行きます。
元伍長は持っていた5人の遺品をマチルドに渡してくれました。
その後マチルドは探偵を雇い、マネク以外の4人と関わる人物について調べて行きます。
しかしやがてマチルドは、5人に関する辛い連絡を受けてしまうのです・・・

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「むいているリンゴの皮が最後までつながったら、マネクは生きている」
「近道を通ってマネクの乗る車より先にたどり着いたら、マネクは生きている」

マチルドのオトメチックな願掛けが所々にあって、
戦争シーンがなければ、ロマンチックなラブストーリーです。

ミステリー作家・セバスチャン・ジャプリゾの原作は、「長い日曜日」です。
映画の原題は『婚約中の長い日曜日』のようです。

この映画はアカデミー賞で「撮影賞」「美術賞」のノミネート、
ヨーロッパ映画賞/プロダクションデザイン賞を受賞、
セザール賞では、「助演女優賞/マリオン・コティヤール」「有望若手男優賞/ギャスパー・ウリエル」
「撮影賞」「美術賞」「衣装デザイン賞」を受賞しています。

『マネクはマチルドを愛している』の意味の「MMM」を何度も木に刻むマネク役は、
故/ギャスパー・ウリエル。
「SAINT LAURENT/サンローラン」(2014)ではリュミエール賞主演男優賞、
「たかが世界の終わり」(2016)ではセザール賞主演男優賞を受賞しています。
お気に入りの俳優さんでしたので、2022年の事故で他界のニュースは、かなり悲しみましたです。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ジョディ・フォスターはフランス語ペラペラ、というのはこの映画で知りました。

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