「地上最大のショウ」

1953年公開の映画の紹介です

監督は、セシル・B・デミル。
興行サーカスのほぼ全貌が観られる、ドラマ映画です。
主演・出演は、ベティ・ハットン、コーネル・ワイルド、チャールトン・ヘストン、
ドロシー・ラムーア、グロリア・グレアム、ジェームズ・スチュワート。

(あらすじ)
サーカス公演座長のブラッドは、座員に声をかけながら呼ばれて上司のもとに行きます。
年間興行を希望するブラッドは10週間のみの大都市向けの興行に反対します。
更にブラッドは空中ブランコの大スター・セバスチャンを迎えることを話し、
黒字になったら年間興行の許可するという約束を取り付けます。
中央リングでの演技を希望しているブラッドの恋人のホリーは、
セバスチャンの話を聞きショックを受けました。
サーカス一団を乗せた列車が発車する数十分前に着いたセバスチャンは、
派手ないでたちのプレイボーイです。
果たしてサーカスが始まると、セバスチャンに闘志を燃やしホリーは危険な演技をするのでした。
しかしセバスチャンはホリーに優しく接し、ホリーの気持ちも揺れ始めたのです。
興業の事ばかり頭にあるブラッドも落ち着かなくなるのでした。
ある日大技を披露するというセバスチャンに、ホリーは「網があれば安心ね」と言ってしまいます。
自ら綱を切断して落としたセバスチャンは、危険な技に挑んだのです・・・

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お恥ずかしながら、初めて観ました。
いや～～～、面白かったです～～～
サーカスのテントが出来上がるシーンや、場内を回るパレードがとても詳細で、
サーカスそのものを楽しめました。
馬や、象の曲芸も見ごたえありましたね。

この映画はアカデミー賞で、「作品賞」「原案賞」を受賞、
「監督賞」「衣裳デザイン賞（カラー）」「編集賞」のノミネートがあります。

あらすじには登場しきれない、ピエロのバトンズ役は、
ほぼ素顔が登場しないジェームズ・ステュアート。
とてもいい役どころでした。

ホリー役は、故/ベティ・ハットン。
良く知らない女優さんですが、「アニーよ銃をとれ」(1950)の主演後、
引退して一時は消息不明になったとか。

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
「フェイブルマンズ」(2023)の劇中に何度も登場する線路爆破シーンはこの映画だったんですね

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