「ファニーゲーム U.S.A.」

2008年公開の映画の紹介です

監督は、ミヒャエル・ハネケ。
絶対にお勧めしない、観客をいや～な気持ちにするハネケ監督のスリラー映画です。
主演・出演は、ナオミ・ワッツ、ティム・ロス、マイケル・ピット、ブラディ・コーベット、デヴォン・ギアハート。

アンとジョージと息子・ジョージーの3人は夏休みを利用し別荘に向かってボートを積んだ車に乗り込みます。
近くなった時友人の姿が見え声を掛けますが、アンはいつもと様子が違うことにいぶかります。
間もなくジョージとジョージーはボートを下ろしに行きます。
夕食の支度のアンは突然若い男性・ポールの訪問を受け、アンの友人から卵を頼まれたと話します。
言われた4個を渡すも、ポールは落として割ってしまい、さらに渡した4個も割ってしまいます。
ポールの友人のピーターも家に入り込み、アンが出ていくように言うと「何か悪いことをしたか」と聞く始末です。
さらに、心配したジョージに対してもゴルフのクラブで怪我をさせ「手当をする」と座らせます。
2人の常軌を逸した行動に何とか逃げ出したジョージーは、助けを呼びに行きます。
しかし隣人宅の様子に、ジョージーはさらに怯えてしまうのです・・・

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この映画は、日本では12R指定です。

いつかは観たいと思っていたハネケ監督のこの映画ですが、あまりのひどさに絶句でございますよ。
オリジナルが見つからずこのハリウッド版になりましたが、オリジナル版も見ないで終わりそうです。
兎にも角にも、出演を承諾した俳優陣に大絶賛ですよ。

しかも、ナオミ・ワッツは製作総指揮にも加わっているからすごいです。

いや～な気持ちにさせられるポール役はマイケル・ピット。
「シルク」(2008)の主演、
「完全犯罪クラブ」(2002)、「クリミナル 2人の記憶を持つ男」(2017)などの出演があります。

同じくいや～な気持ちにさせられるピーター役はブラディ・コーベット。
「メランコリア」(2012)、「マーサ、あるいはマーシー・メイ」(2013)などの出演があります。
出演なしの監督作品「シークレット・オブ・モンスター」では、
ヴェネツィア国際映画祭で（オリゾンティ部門）監督賞・初長編作品賞を受賞しているようです。

オリジナル映画情報です

「ファニーゲーム」(2001)　オーストリア映画です。
監督：ミヒャエル・ハネケ
出演：スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ

皆様、いつもお立ち寄りと応援ありがとうございます
以前、「落ち込む映画」ランキングご紹介しましたが、ダントツでこの映画ですよ
・・・ジャンル違うかな