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ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「黄昏」

2019年07月29日 | 1990年以前のアメリカなどの映画(西部劇以外)
1982年公開の映画の紹介です

監督はマーク・ライデル。
実際の親子共演のヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演はキャサリン・ヘプバーン、ヘンリー・フォンダ、ジェーン・フォンダ。


大きな湖、ゴールデンポンドのほとりに建つ木造の別荘に老夫婦のエセルとノーマンはやってきます。
エセルは鳥のアビの鳴き声に感激し、着くなり暖炉の為の薪を集めに外に出ます。
ノーマンはカーテンを開けながら、写真や賞状を眺めます。
間もなく船で郵便を配達しているチャーリーが手紙を届けに来ます。
手紙の中に娘のチェルシーから、ノーマンの誕生日に訪ねると書かれていてエセルは喜びます。
しかし毒舌で、チェルシーと確執があるノーマンは、
「誕生日は大勢で祝うものではない」
とかつぶやきます。
間もなくチェルシーは彼氏のビルとビルの息子の少年・ビリーを連れてきます。
毒舌なノーマンに、ビルは苦手さを隠せません。
ビルとチェルシーが旅行の間、老夫婦はビリーをひと月預かる事になります。
ところがビリーは「僕にお構いなく」とつっけんどんです。
翌日釣りに行くノーマンとエセルに、やはり興味がないと話すビリーですが、
「2分後に桟橋で」
というエセルの言葉に、ビリーはチェルシーが来ていたベストを着てやって来ました。

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原題の『On Golden Pond』は湖の名前です。

ブロードウェイで舞台化されたアーネスト・トンプソンの同名の戯曲が原作です。

ノーマン役の故・ヘンリー・フォンダはこのころ76歳くらい。
チェルシー役のジェーン・フォンダは実の娘です。
アカデミー賞・主演男優賞を受賞した本作が遺作となっています。
式典は病気の為出席できず、ジェーンがオスカーを受け取っているんですね。
「十二人の怒れる男」(1959)では英国アカデミー賞男優賞を受賞しています。






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2 コメント

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Unknown (azm)
2019-07-29 08:25:47
暖かいいい作品でしたね。
実際にも親娘の確執があったように聞いています。
ならではの演技でした^_^
返信する
こんにちは (azmさんへ)
2019-07-29 17:52:35
いい映画でしたね
かなり前に観た時に、「いい映画だった!!」という印象が残っていて、改めて観ました
記事では触れませんでしたが、そうなんです、実際にも確執があったようなんです
この映画権は、ジェーンが父のために取得したらしいです
この頃はジェーン・フォンダはお気に入りの女優さんの一人でした
返信する

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