ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「母と暮せば」

2023年09月02日 | 日本映画
2015年公開の日本映画の紹介です

監督は、山田洋次。
アカデミー賞・外国語映画賞部門/日本代表作品、ファンタジー・ドラマ映画です。
主演・出演は、吉永小百合、二宮和也、黒木華、加藤健一、浅野忠信、
本田望結、小林稔侍。


(あらすじ)
1945年8月9日。長崎。
長崎医科大学生の福原浩二は母・伸子に薬をちゃんと飲むよう話して、
急いでバスに乗り込みます。
講義が始まり浩二がインクをペン先につけた時、
衝撃で皆「あっ」と叫んだあと爆発音が轟きます。
『午前11時2分、僕は死んだ』
3年後。
浩二と結婚の約束をしていた町子が伸子を訪ね、
一緒に浩二の墓に行き“11時2分”と共に黙祷をします。
その後伸子は、「死んだという証拠がなく浩二を探し続けたが、諦めるつもり」と町子に話します。
更に伸子は、町子の今後についてもそれとなく話すのでした。
帰宅した伸子は浩二の好きな卵焼きを添えながら、「諦める」と言いました。
すると声がして、浩二の姿が見えて伸子は驚きます。
浩二は「諦めたから出てくることにした。」と伸子に言いますが、
死んでいることは間違いないのでした。
その後の人々の様子、特に町子の様子を聞くにつけ浩二はとても喜ぶのです。
それからの伸子は、浩二といろいろな思い出を語るのです。
ある日伸子は浩二に、「町子の姿はみえないのか」と訪ねました・・・

***************************************************
あらすじには書ききれない伸子の暮らしの様子や、
浩二と町子の付き合う様子などがたくさんあります。

この映画は、井上ひさしが構想していた「戦後命の三部作」の遺志を山田が引き継いで、
『ナガサキ』をテーマに制作されたようです。
井上の戯曲「父と暮せば」は『ヒロシマ』が舞台です。

町子の教え子、小学2年生の生徒・民子役は、本田望結(ほんだ みゆ)。
フィギュアスケート選手としか知りませんでしたが、
元子役でもあるようです。
今年19歳。
テレビドラマはたくさんの出演があり、映画では、
「きいろいゾウ」(2013)、「ポプラの秋」(2015)、「きさらぎ駅」(2022)、「それいけ!ゲートボールさくら組」(今年5月)などの出演・主演がありました。
知らなかった~~、ごめんチャイ。




皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
ファンタジーとわかっていても、
涙を誘われましたです

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


こんなタイトルですが、押すとアマゾン検索ツールに飛びます
お探し物のさいにはぜひご利用下さいね

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「モンタナの目撃者」 | トップ | 「ウーマン・トーキング 私た... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます (AZM)
2023-09-02 06:06:03
山田洋次監督作品のなかで好きな1本です。原爆を題材にされていますが、あまりそのあたりを意識しない構成がまた良かったです。それと長崎弁も良かったです(^^)/
それにしても吉永小百合さんは今でも変わらずにいらっしゃるのが凄いです。
返信する
おはようございます (AZMさんへ)
2023-09-03 06:10:40
山田洋次監督の映画は特に意識していませんが、
何本か観ています
長崎弁は俳優さんたちは大変でしたでしょうね
吉永小百合はいつまでも変わらず・・
子供の頃家にプロマイドがありましたっ!!??
返信する

コメントを投稿

日本映画」カテゴリの最新記事