「白いリボン」

2010年公開の映画の紹介です

監督は“冷徹で人を嫌な気分にさせる映画作りで有名な”ミヒャエル・ハネケ。
ドイツ製作の、モノクロのクライム・ミステリー映画です。
主演・出演は、クリスチャン・フリーデル、ウルリッヒ・トゥクル、ブルクハルト・クラウスナー。

(あらすじ)
第一次世界大戦前夜のドイツ北部。
『かなり時間がたっているので、起こったことは定かではないが・・・』
と、その村の教師が村で起こったことを回想します・・・
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ドイツのグライフスヴァルト地方。
小さい村で事件が立て続けに起き、発端はドクターの落馬事故です。
馬の脚が、張られている針金に巻き付き、転倒したのです。
娘のアンナは慌ててドクターに駆け寄り、ドクターは離れた町に入院します。
翌日牧師の子供たち、クララとマルティンが学校帰りにアンナの様子を見に行きます。
2人の帰宅が遅かった事で、牧師は怒り夕食抜きと翌日のむち打ちの罰を子供たちに与えます。
牧師は妻に、2人に白いリボンを巻くよう言います。
白いリボンとは、純真無垢であることを忘れないよう父が子供達の髪や腕に巻いていたものでした。
そして数日後、裕福な男爵の息子が行方不明になります。
息子は酷い状態で見つかり、男爵は犯人には酷い罰を与えてやると人々を脅します。
その後も起こった事件で、教師は犯人のめどをつけ、直接話を聞く事にするのです。

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この映画は、『カンヌ国際映画祭/パルム・ドール』『ゴールデングローブ賞・外国語映画賞』、
他、多数の賞を受賞しています。

≪　見ると必ず嫌～は気持ちになる、ミヒャエル・ハネケ監督作品　≫

「ファニーゲーム」(2001)
出演：スザンヌ・ロタール、ウルリッヒ・ミューエ

「ファニーゲーム U.S.A.」(2008)
出演：ナオミ・ワッツ、ティム・ロス

「愛、アムール」(2013)
出演：ジャン＝ルイ・トランティニャン、エマニュエル・リヴァ
※　カンヌ国際映画祭/パルム・ドール受賞　

「ハッピーエンド」(2018)
出演：イザベル・ユペール、ジャン＝ルイ・トランティニャン
※　日本の事件が元になっている

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