ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「希望の灯り」

2021年07月18日 | ヨーロッパ映画など(英語圏以外)
2019年公開の映画の紹介です

監督は、トーマス・ステューバー。
クレメンス・マイヤーの短編『通路にて』が原作の、ドイツのドラマ映画です。
主演・出演は、フランツ・ロゴフスキ、ザンドラ・ヒュラー、ペーター・クルト、アンドレアス・ロイポルト。


1989年ベルリンの壁崩壊、1990年東西再統一後。
旧東ドイツ・ライプツィヒ近郊。
巨大スーパーマーケットの勤務が決まったクリスティアンは、支配人のルディから手首に見えている入れ墨は袖を長くして隠すよう言われます。
在庫管理担当のブルーノを紹介され、ブルーノは手動のフォークリフトで瓶類の運び方など指導します。
勤務中クリスティアンは電動のフォークリフトが気になり、勝手に触って注意されてしまいます。
翌日、フォークリフトの運転を教えられるクリスティアンは、危なっかしいながらも慎重に運転し2週間で覚えるようブルーノに言われます。
クリスティアンが自販機でコーヒーを出していると、「おごって」と菓子担当のマリオンが気さくに声をかけます。
マリオンに一目ぼれしたクリスティアンですが、食品担当の女性からマリオンには夫がいると教えられてしまうのです。
ある日タバコをのんで休憩中、窓の外遠くに見えるアウトバーン(ドイツの高速道路)を見ながらブルーノが話します。
「東だった頃はここはトラック会社で、その頃は良かった・・」
その後フォークリフトの研修に参加したクリスティアンは試験を控えますが、シフト変更でマリオンにはなかなか会えない日が続くのです・・・

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この映画は、ベルリン国際映画祭で「エキュメニカル審査員賞」とか「ギルド映画賞」とかいう賞を受賞、
ドイツ映画賞では、フランツ・ロゴフスキが主演男優賞を受賞しているようです。

クリスティアン役は、フランツ・ロゴフスキ。
「ハッピーエンド」(2018/監督:ミヒャエル・ハネケ)、「名もなき生涯」(2020)などの出演、
「未来を乗り換えた男」(2019)の主演があります。





お立ち寄りありがとうございます
巨大マーケットには確かに必要な何台もの電動フォークリフト
研修風景や試験風景は初めて見ました (@_@)

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