ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」

2024年09月14日 | 歴史映画
2019年公開の映画の紹介です

監督は、ジョージー・ルーク。
アメリカ合衆国・イギリス合作の、歴史映画です。
主演・出演は、シアーシャ・ローナン、マーゴット・ロビー、ジャック・ロウデン、
ジョー・アルウィン、デビッド・テナント、ガイ・ピアース。


(あらすじ)
1587年、イングランド。
断頭台に上がったメアリー・スチュアートは、着ている物を脱ぐと真っ赤なドレスに替わりました。
-------------------------------------------------
1542年~
メアリー・スチュアートは0歳の時に父が戦死し、スコットランド女王となりました。
その後再婚するもイングランド情勢が悪くなり、フランスに渡ります。
メアリーはアンリ2世の王太子フランソワと結婚してフランス王妃となりますが、
フランソワが他界したためスコットランドに帰国します。
その頃イングランドでは、メアリーの従姉妹にあたる女王エリザベスⅠ世が国を統治していました。
メアリーはエリザベスに、王位継承権をそれとなく主張する手紙を送ります。
エリザベスは権力争いを避ける為に結婚しないことを望んでいましたが、メアリーの存在は脅威でした。
一方スコットランドではプロテスタントの臣下が多く、カトリックのメアリーを失脚させる企てがされ始めます。
しかしメアリーは、策略の為に選ばれた結婚相手の男性を拒否したのでした。
ある時イングランドを追われたスチュアート家が挨拶に来ると、
息子のダーンリー卿(両国王家の血を引く)とメアリーは恋に落ち反対を押し切って結婚します。
ところがダーンリー卿は酒癖が悪く、メアリにとっては最悪の事態を招いてしまうのです・・

*********************************************************
再見して流れを確かめようと思いましたが、手直しのみで再アップすることにしました。
資料を読んでも、本当にややこしいです。
興味はあれど、頭に入ってこず。(∩。∩;)

ほぼ自分の為の付録を2つほど付けましたので、ご参考に。

ジョン・ガイの評伝『Queen of Scots: The True Life of Mary Stuart』が原作 のようです。
この映画は、昨年のアカデミー賞で、
「衣裳デザイン賞」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」のノミネートがあります。

≪ イギリス王室継承 豆知識 ≫

世界には27の王室があって、イギリスの王室は950年ほど続いている。

日本ではUK(United Kingdom)はイギリスとされているが、
実際にはイングランド+スコットランド+ウェールズ+北アイルランド。
王室の始まり時はイングランドのみ。

イギリスの王室は1066年からスタート、
王室の始まりは、フランスのギョーム2世がイングランドを征服して、
ウィリアム1世としてイングランド国王に即位。

女王が君主で、エリザベス女王(エリザベス二世)の時代が50年と歴代長寿の君主。
イギリス王室は血の繋がりがあれば国王を継承できる事になっている。
(日本の場合は初代から直系の血筋で継承)

生涯独身を貫ぬいた第23代国王のエリザベス一世(在位:1558- 1603)以降後継者が居なかったため、
探されて継承したのが、エリザベス一世の父・ヘンリー八世の姉の曾孫、
スコットランド王ジェームズ6世で、ジェームズ一世としてイングランド王も継承。とか。

その後もいろいろ大変だったようです。

≪ おまけ カトリックとプロテスタント 簡単に ≫

どちらもキリスト教で、
16世紀(中世末期)の宗教改革で分離。

『カトリック』は伝統重視。
聖職者は「神父」と呼ばれ、男性のみで結婚NG。
聖母マリア・聖人信仰が行われ、
教会に懺悔ボックス「告解室」があります。
幼児洗礼の習慣。

『プロテスタント』は聖書主義。
教職者は「牧師」と呼ばれ、結婚OK。
聖母マリア・聖人信仰や「告解室」はなく、
幼児洗礼の習慣には大反対。


メアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)

エリザベス1世(マーゴット・ロビー)

皆さま、お立ち寄りと応援ありがとうございます
身近ではないですが、各国の歴史って凄くてステキ

一日一度、
ポチっと押して頂けると嬉しいです
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ


アマゾン検索ツールに飛びます
お気軽にご利用くださいね

PVアクセスランキング にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング