草刈してると３０分もしないうちに
ポツポツと降ってきた
薄暗く寒々しい一日
何処にも出かけられないし
ここ２ヶ月かけて
診ているＤＶＤ男はつらいよの
４９作目
特別編 寅次郎ハイビスカスの花
最後の１本を観終わる
寅さんこと渥美清さんが亡くなったのは
もう２７年も前だ
寅さん映画の全てに登場する
おじちゃん おばちゃん
タコ社長 御前様 源ちゃん
みんなこの世を去った
さくらと博
それにコトーいや満男は健在だが
数ある寅さん語録の中で
心に残った台詞
寂しさなんてのは なぁ
歩いているうちに 風が吹き飛ばしてくれらぁ
不幸せに育った人物てなぁ
みょうに情けが深いもんでよう
ふと
薄暗くなった窓の外を見ると
季節外れの花が咲いていた
ハイビスカス
ドブに落ちても 根のある奴は
いつかは蓮（はちす）の 花と咲く
意地を張っても 心の中じゃ
泣いているんだ 兄さんは
目方で男が 売れるなら
こんな苦労も
こんな苦労も かけまいに かけまいに
洗濯して掃除してから
ママチャリで日用品の買い出しへ
午後
いよいよ南の庭の草刈に
手をつけた
今日も２時間だけ
まだほんの序の口だ
いつの日にか
いやでいやでしょうがない草むしりも
季節を五感で感じながら楽しんで
できるようになりたいものだ
八手
行けるのでしょうか 夢の中
見知らぬ人に訪ねては
涙こぼして 横向いて
それも あなたが
やっぱり 好きだから
いじわるな あなたは
いつでも 坂の上から
手招きだけを くりかえす
私の前には 硝子坂
きらきら光る 硝子坂
やっと
涼しくなってきた
東側のフェンス沿いの草刈を始めた
葉蘭や南天を間引いて
フェンスに絡んだ蔓を回収
午前中だけ
ゴミ袋２個で止めた
三男たちの使った布団や毛布を
ベランダに干した
夕飯は
栗の炊き込みごはんを焚いてるから
魚を焼いて漬物、佃煮と味噌汁でいいかな
シャコバサボテン
彼の車にのって
真夏の夜を 走りつづけた
彼の車にのって
さいはての町 私は着いた
悲しい出来事が 起こらないように
祈りの気持ちをこめて 見つめあう二人を
朝の冷たい海は 鏡のようにうつしていた
朝の冷たい海は 恋の終わりを知っていた
昨夜からの雨は
昼前には上がる
でも
滅茶苦茶に蒸し暑い
昼前の気温は２７℃
暦の上では
明日はもう立冬なのに
暑すぎて
庭仕事の予定はひよってキャンセル
洗濯して掃除機かけて
トイレ掃除
洗濯屋さんに
ママチャリでＹシャツをだしに
行っただけの一日
小菊
恋の終わりは いつもいつも
立ち去る者だけが 美しい
残されて 戸惑う者たちは
追いかけて 焦がれて 泣き狂う
別れはいつもついて来る
幸せの後からついて来る
それが私のクセなのか
いつも目覚めれば独り
三男たちが豊中へ向かって出発した頃
僕はお花屋さんに寄ってから
お墓参りに行った
あっと言うまに１年８ヶ月が過ぎる
僕の中では
時計の針は止まったままなのに
髪の毛は急に白くなってきたし
足腰もかなり衰えた
だけど
写真のあなたは
ずーと６７歳の若いままだ
風の中のすばる 砂の中の銀河
みんな何処へ行った 見送られることもなく
草原のペガサス 街角のビィーナス
みんな何処へ行った 見守られることもなく
地上にある星を誰も覚えていない
人は空ばかり見てる
つばめよ高い空から教えてよ 地上の星を
つばめよ地上の星は今 何処にあるのだろう
昼前に寒川神社へ
初穂料を収めて本殿に向かい
祈祷を受ける
袴を着せられ草履で歩くのは
さぞ疲れただろうね
海に抱かれて 男ならば
たとえ破れても もえる夢を持とう
海に抱かれて 男ならば
たとえ独りでも 星をよみながら
波の上を 行こう
海よ俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望（のぞみ）を
俺たちにくれるのだ
宗ちゃんは
やっと熱が下がり
午後
お墓参りをしながら
清川に行った（宿泊）
皆のシーツ、布団カバーなどを
さっそく洗濯する
当初予定の一日遅れで
明日
寒川神社で七五三の参拝予定
まさに
孫は
来て嬉しい 帰って嬉しい
を実感する
美男葛
ねぇ せめて 夢で会いたいと願う
夜に限っていちども ルルルルル
出てきてくれないね
ふたり出会った日が
少しづずつ思い出になっても
愛してる 愛してる ルルルルル
ねぇ どうして
涙が でちゃうんだろう
ＬＯＶＥ ＬＯＶＥ 愛を叫ぼう 愛を呼ぼう
ＬＯＶＥ ＬＯＶＥ 愛を叫ぼう 愛を呼ぼう
昨夜
宗ちゃんが急な発熱
今もまだ３８℃台だ
７時間の車での移動
５歳児にはよくあることだ
今日は清川に行くはずだったが
急遽 もう１泊我が家に泊まることに
明日予定してた
七五三の参拝は
宗ちゃんの体調次第となる
４人分の洗濯や
ご飯の支度でてんてこ舞い
夜は
カレー＆サラダだな
宗ちゃんは
うどんかうーめん
を茹でればいいよね
皆んながお昼寝してる間に
洗濯物をとりこんで
レタス、コーン、ハム、ゆで卵で
サラダ作っちゃっとこ～
くちなし
元気でいるか 街には慣れたか 友達できたか
寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る
お前も都会の雪景色の中で 丁度あの案山子の様に
淋しい思いしてはいないか 体をこわしてはいないか
手紙が無理なら電話でもいい 「金頼む」の一言でいい
お前の笑顔を待ちわびる おふくろに聞かせてやってくれ
三男一家が３人で里帰り
まだ
やっとこ箱根の山を越えたあたりだが
車だとやはり６時間以上もかかる
久しぶりの故郷だ
おもてなしは
暖かい布団と掃除がいきとどいたお部屋
それに広いお風呂ぐらいしか用意できないけど
夜は
皆でなんか美味しいものでも食べに行こう
ツワブキ
思いのままに生きられず 心に石の礫なげて
自分を苦しめた 愚かさに気付く
私は悲しみ繰り返す そうだ人なんだ
人として人と出会い 人として人に迷い
人として人に傷つき 人として人と別れて
それでも人しか 愛せない
それでも人しか 愛せない
月初は
データのバックアップから
洗濯してから
えびーにゃ（プレミアム）商品券を買いにスーパーに
１万６千円の額面券を１万１千円で購入
午後はお金をおろしに
銀行へ
クレジットは
ほぼほぼ使わない現金主義だ
ちょっと意味は違うけど
「現金その場限り」なんて標語を
頭に叩き込まれた新入行員時代があった
もう５０年も前の昔話だ
痛い足を引きずりながら
休み休みに
１万３千歩も歩いちゃったよ
さよならはいつまでたっても
とても言えそうにあえいません
こんなかたちで 終わることしか
できない私を許してください
８時ちょうどの あずさ２号で
私は 私は あなたから旅立ちます
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