もりだくさんな土曜日

　「タカラトミー展」「決闘！　高田馬場」を堪能したあとは別の友人たちと合流しての新年会でした。
　えぇ、今更新年会です。もう正月気分もすっかりなくなり、年度末で頭がいっぱいですが。

　なぜかいきなり「かぶと折れる」から折紙講座になり、いい年をした女５人であーでもないこーでもないとやっていましたが、昔折れていたものもほとんど忘れてしまっています。結局できたのはかぶととやっこさんとカメラくらい。因みに鶴はみんなちゃんと覚えていましたよ。

　「そういや最近我が家の洗濯機の調子が悪くて。もう10年以上使ってるし買い換えようかなぁ。洗濯機っていくらくらいする？」と聞いてみたところ「今何キロの使ってるの？」と言われたので思い出したままに「45キロ？」と答えたところ、一瞬の間の後に大爆笑されました。
　「だっていつも45っていう数字のところくらいで動くよ。１リットル１キロじゃないの？」と言ったらあきれたように「いや、１リットルは１キロだが洗濯物の量だよ。45は全部で使う水の量！」と教えられました。いやはや赤面…。

　家に帰って確認したらうちの洗濯機は７キロだったよ、友人諸君…。

決闘！ 高田馬場

　タカラトミー展を堪能したあとはパルコ劇場にて「決闘！　高田馬場」を鑑賞です。
　いやもうおもしろかった！　歌舞伎なのか演劇なのかわからない不思議な空間でしたが、セリフまわしも現代風だけど歌舞伎調だったりギャグがいろいろ入っていたりで笑いっぱなしでした。
　歌舞伎は詳しくないのですが早代わりっていうのかな？　あっという間に衣装が変わって別人になっていたり、見得をきるばめんがちゃんとあったり。
　演奏の人たちもずらりといたりするのですがテーマソングみたいなのもあったり、解説が入ったりとテンポ良く笑わせてもらいました。
　そして何より感心したのが、歌舞伎役者さんたちの演技力の高さ。物腰ひとつ、目線ひとつしぐさひとつで別人に見えるし、臨機応変にセリフのやり取りをするし、走り回って飛び上がって息も切らせずセリフを言う。ほんとにすごいです。
　あたりまえだけれど、歌舞伎というものをきちんと知っているからこそ応用が利くのでしょうが、芝居というものに対する入れ込みようと楽しんでいる様がこちらにも伝わってきて、プロフェッショナルな役者さんたちだなぁと思いました。
　これを期にコテコテな歌舞伎もみにいきたいものです。

タカラトミー展

　まずはお昼に待ち合わせて「タカラトミー展」へ。
　昔なつかしいおもちゃのたちに思わず「あ～これやった！」「やったやった！」とこどもの頃を思い出し、リカちゃんのブースでは香山家の歴史に大笑いしたりしていました。
　いきあたりばったりで増えていったらしいリカちゃんファミリー。お父さんが失踪したりお姉さんが行方不明になっていたりお友だちが突然いなくなったり…。昼ドラも真っ青な展開に笑ってしまいました。
　こえだちゃんのブースもありましたが、こちらは展示品が少なかった！　今はあまり人気がないのかもしれませんが、こえだちゃんシリーズをいろいろ持っていた身には切ないものがあります。
　最近のこえだちゃんたちもいましたが、デザインがかなり変わっているんですね。アップルちゃんなどは昔のほうがかわいかったと思うんだけどなぁ。
　そして最後にはグッズ売り場があるわけですが、かなり心惹かれたのが「銀座リカちゃん」。黒髪のボブカットでレトロなワンピースを着たモガ(モダンガール)なリカちゃんなわけですよ。いやもう可愛くて欲しくてたまりませんでしたがお値段が１万と500円…。流石に悩みました。これが５千円なら買っていたでしょう。しかしいちまんえんはやはりイタイ…。
　悩むことしばし…。友人に「お酒飲みに行く値段だよ？」とそそのかされ、リカちゃんの前で更に悩み…結局やめておきました。一度買ったら歯止めが利かなくなりそうで。
　現在のリカちゃん福袋もあって、こちらは３千円台とお手ごろだったのですが、金髪のリカちゃんはどうもイメージではないのでこちらもやめておきました。

　あぁでもモガなリカちゃんはやっぱり惜しかったかも…。