ウリ科カラスウリ属。 つる性の多年草。朱色の果実と夜間だけ開く花で知られています。 地下には塊根を有する。 漢方では根をドカコン(土瓜根)、果実をドカジツ(土瓜実)、種子をドカジン(土瓜仁)として使用する。根は通経、利尿,排膿剤として用い、果実は民間薬でやけど、しもやけに用いる。 種子はキカラスウリの種子と同様去痰、鎮咳、鎮痛、消炎剤として用いる。 原産地:中国、日本原産。 日本では本州、四国、九州に自生する。林や薮の草木に絡みついて成長する。葉はハート形で、表面は短い毛でおわれる。雌雄異株で一つの株には雄花か雌花のいずれかの実が付く。 別名:タマズサ(玉章)、ツチウリ、キツネノマクラ、ヤマウリ。 開花期:7月~9月。花は夏の夜開く、花冠は白色で5烈し、裂片は広披針形で先が細く糸状に裂ける。果実は楕円形で朱色に熟す。種子は形がカマキリの頭に似、また,結び文にも似ているのでタマズサ(玉章)の古名がある。 誕生花:11月11日、11月20日。 花言葉(全般):「よき便り」、「誠実」、「男きらい」。
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カラスウリ(11月26日犬目町)
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