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カラタチバナ

2018年12月07日 | 日記
サクラソウ科ヤブコウジ属。 常緑性花木。カラタチバナ(唐橘)は、センリョウ(千両)、マンリヨウ(万両)と並び百両と呼ばれます。さらにヤヤブコウジは十両とされます。いずれも正月の縁起植物として扱われますが、金額の大小は、植物体や果実の大きさが関係しているようです。カラタチバナが「百両金」と書かれるのは江戸時代の寛政年間に葉に班の入った変わり物の栽培が大流行し、百両単位で取り引きされたことによります。この流行は数年で終わりましたが、斑入り植物が流行した江戸時代後期に流行が再燃しています。近年に入ると明治時代に東京、名古屋、京都で一時流行しましたが、大正時代以降は大きな流行は見られません。 現在は新潟県と島根県を中心に栽培が続けられています。全体の姿は満了に似ていますが、葉や果実は万両より大きく、濃い緑色の葉と赤い果実が観賞されます。園芸品種には白実や黄色実があります。草丈20~50㎝。 原産地: 日本原産(本州、四国、九州、沖縄台湾、中国)。開花期:7月。 果実観賞期:11月~3月。花は葉腋に直径7~8㎜の白い花を散形状に10個程つけつける。花序の長さは4~7㎝で斜上する。花冠は5深裂し、萼片は反り返る。外面には腺てんがある。オシベは5個メシベ1個、果実はさく果。億両(ツルシキミ)もあります。 11月15日の誕生花。 花言葉:「富」、「財産」、「鋭敏な」。
写真  カラタイバナ (11月23日花屋)