バラ科ボケ属。落葉低木、樹高は1~2mでよく枝分かれして小枝は刺状になる。ボケ(木瓜)の花は3月末から咲き始めますが、カンボケ(寒木瓜)と言って12月頃に咲くボケもあります。ボケもカンボケも種類としては全く一緒で区別はつきません。その証拠に春になると、本来のにぎやかな花を咲かせるのですから。 原産地:中国原産。日本へは平安時代に渡来したといわれ、花木として植栽されてきた。多くの品種があります。 和名の由来ははっきりしない。 実が瓜のような形をしているところから、木瓜(ボケ)の名がついたなどの説がある。カンボケは品種的にはボケと変わらない。花は観賞用として、実は薬用として利用され、花が終わったら香のいい実を付け、果実酒やジャムに使用する。 別名:ヒボケ(緋木瓜)。 開花期:3月~4月。3~4月に咲くボケに対し、11月~12月に咲くのをカンボケと呼んでいる。花は花径3cmほどの5弁花。基本的には紅色です。 雄花と両性花がある。花後に出来る実はナシ状である。花色は濃い紅色、紅、朱色、白色で一重、八重咲きがある。 2月9日の誕生花。 花言葉:「情熱」、「平凡」、「先駆者」、「指導者」、「妖精の輝き」、「早熟」、「魅力的な恋」。
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カンボケ(寒木瓜)12月11日楢原町
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