ロイヤルモータースとその仲間たち

車と釣、ハイキング、トライアスロン、神戸、三田の歴史や情報を発信します。 

本  「阪急電車」 

2008-06-13 00:41:00 | 山本店長のブログ
本屋で思わず題名を見てを手に取りました。 「阪急電車」 目次 宝塚駅、宝塚南口、・・・・西宮北口駅。折り返し西宮北口駅・・・・宝塚駅。   パラパラと「甲東園駅」を見る女学生の話。 短編集か?と思ってあまり期待をせずに買いました。
読み始めると「宝塚南口駅」 宝塚ホテルでの結婚式の話になると面白くて一気に作者の術にはまります。
一つの駅のエピソードが次ぎの駅のエピソードと絡まり合いながら話は進んでいきます。
そして「甲東園駅」女学生の話です。 作者が「あとがき」の最後でわざわざ「往路 甲東園編のえちゃんの彼氏の話はアレンジはしたが私が以前、正に今津線に乗っていたとき聞こえた会話そのままに近いです。 恐るべし関西人。 と締めくくっています。 
 待てよ「甲東園駅」で女学生ゆ~たら? 関学、報徳は男子だけやし仁川学院も生徒は少ないし仁川と甲東園に分かれる。 消去法でゆくと母校の可能性が高いなあ? 復路の受験の話になると更に? どきどきするなあ。
 阪急電車を乗り降りする人々の人生が絡まりあいながら「生」の字をキーポイントに話は進みます。
 ところで作者「有川浩」hiro arikawaこの字を見たら誰が見ても「男」
女性のお化粧の落とし方など微にいり細にいり詳しい、さすが小説家と思っていたら「あとがき」で女性と知りました・・・・有川さんすみません
 さらに「あとがき」で阪急今津線のお住まいとか。 私の勘では「小林駅」周辺と察しますが?
 同じ沿線に住んでいたので地理的な状況が頭に浮かび、心にちょっと残るものがありしかも気楽に読めます。
 
 発行所 株式会社 幻冬舎  ホームページhttp://www.gentosha.co.jp
コメント
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