
自動車盗難の標的が高級車から商用車に移行しています。

損害保険会社22社の「自動車盗難事故実態調査」で平成8年11月の調査によると車両本体の盗難が639件で7年より186件減少した。
その要因はイモビライザー(電子式移動ロック装置)の普及があげられる。
高級車にイモビライザーが普及した為、着いていないワンボックス型の商用車やトラックが狙われ、ニーズのある中東、アフリカ,東南アジアに「ハーフカット」(解体して部品にする事)して不正輸出されているケースがあると予測される。
法人名義の車は人気のない事業所に保管されているケースが多く狙われやすい。
被害に遭わない一手段として市販されている後付けのセキュリティーを装着するといった防衛策を提案していきたい。
東京海上の資料より