6月12日、新発田へ着いて一夜明けた13日は11時から閉眼法要である。朝6時頃、朝食前に新発田の総鎮守とされる諏訪神社付近を散策した。四代藩主、溝口重雄の時代に現在地へ遷座した。歴代藩主による篤い崇敬は町人にまで広がり、夏の祭礼は城下の最大行事として大いに賑わうようになった。この祭礼には珍しく近畿地区の「だんじり」に似た「しばた台輪」と称される暴れ曳きの山車が主要町会から諏訪神社まで曳きまわされる。諏訪神社から5分も歩くと足軽長屋(国指定重文)と藩主の別荘「清水園」がある。 . . . 本文を読む