12/5℃
今日8日は日本軍がハワイの真珠湾奇襲による日米開戦から73年、日本が第Ⅱ次世界大戦に参戦した日で参戦要因は昭和15年(1940年)日独伊の三国同盟によるものが大きいとされている。 現在の日米同盟で平和憲法で自民党、安倍政権集団的自衛権を可能にする選挙だとの見方もある。 モダン寺から歩いて15分ほどで着き相楽園の菊花展も1ヶ月前に終わり受付では「僅かな紅葉も終わったようです。」と云われたが「今日は相楽園会館で“ジャズ・コンサート”があります。今、始まったばかりですぜひ聞いてください。」と受付で案内されたので相楽会館へ急いだ。
会館入り口前にはコンサートのメンバー表があり聞き覚えのあるデキシーランド・ジャズが軽快に聞こえてきた。
ディキシーランド・ジャズは好きな音楽でアメリカ映画のミュージカルや西部劇で酒場やサロンで 、クラシック・ジャズに分類される一分野で「ジャズの最初の形態」と認識されることが多い。
演奏室に入ると数曲演奏したようで次の曲はスタンダードナンバー"On the Sunny Side of the Street"の演奏が始まった。 この曲は1929年の「ブラックサーズデー」のニューヨク株価暴落で世界大不況の中で作曲され「金は無くとも明るい表通りで日に当たれば気が晴れる」とアメリカ人特有の明るい陽気な曲で世界中に大ヒットした曲と聞いている。休憩時間となり演奏メンバーはピアノがプロのジャズマンで後はジャズ演奏の愛好家でダーはバンジョーの大森重志さんのようである。
曲目のプログラムは無くジャム・セッション方式でリーダーの合図で曲目を演奏する。 曲はデキシーランド・ジャズのスタンだーナンバーの聞きなれた曲目で「この素晴らしき世界」や演奏者のボーカルも歌われた。 途中リーダーは日本のジャズの発祥地は「横浜だ、大阪だ、いや神戸」だと云わているが何れも根拠が無いそうでジャズ演奏者や愛好家が多くいる街が「日本ジャズ発祥の地」が決まるが世相は演奏者も愛好家も高齢者が多いのが現状で来年4月5~8日まで神戸の中・高生も含めた“ジャズ・フェステバル”が計画されており、神戸市長も関心を寄せているそうだ。
フィナーレは入場者全員の手拍子で「聖者の行進曲」の曲で締めくくった。
相楽園会館を出て、庭園散策と思ったが小粒の雨が降り出してきたので三宮までの散策を止め地下鉄県庁前から電車に乗ると家族連れの乗客で満員の状態で一駅の三宮駅に着くと殆んどが降車した。 そうか、三宮で家族で夕食を摂りその後は「2014神戸ルミナリエ」行く人達だったようだ。
相楽園会館ホールでの思いがけないジャズコンサートに出会い楽しい半日を過ごした。
いい午後をお過ごしになりましたxですね
コメント
明治維新の混乱で困窮する三田藩の財政を立て直すべく、白洲退蔵(白洲次郎の祖父)が中心に神戸で交易事業を起こし実業家として成功を収め、小寺の私邸として建設されたものだそうで「都会のオアシス」として蘇鉄の庭としても市民に親しまれています。
西洋文化を取り入れた庭で季節折々にイベントがあるようです。一度行ってみてください。(日本最初の登録文化財)