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30/25℃ 処暑
昭和40年前半、京都にいたころ京都には年中どこかで寺社仏閣を中心に行事があるのを知り、さすが千年以上もも続いた古都だと驚いていたが8月盆の京都五山の火送り“大文字焼き”でお盆が終わったと思っていたが、勤務先の社員は8月24日にまだ子供の「地蔵盆」がありますと教えられ何のことか分らなかった。
京都の町々にお地蔵さんがありお地蔵さんは「子供の守り神」として信じられており、地蔵さんによく子供が喜ぶお菓子が供えられ子供主役の女たちのお盆なのである。 地蔵盆の行事の、中部・関西地方、特に近畿圏に集中しているので越後生まれは知らないのは当然である。
ここ神戸でもウォーキングすると彼方此方にお地蔵さんが見受けられる。 昨日午後、久しぶりにマッサージに行く途中お地蔵さんに地蔵盆の飾り付けがされていた。 世話役の方に聞くと国玉地蔵盆は23日だけで子たちが盆踊りもやるので夕刻見に来てくださおと勧められ、早夕方をすませて6時過ぎに散歩がてら家内と国玉地蔵尊へ出かけた。 今日は朝から蒸し暑い日で日が落ちても歩くとジワリと汗が流れ出てくる。 10分ほどで着いたが子供はTVでも観ているのかの姿は少なく開催は7時半ころからで盆踊りは8時からとのことだった。 まだ約1時間ほどあるので写真だけ撮って、ミニスーパーに立ち寄りバスが来たので帰ってきた。
昔の子供の娯楽の少ない時代は七夕祭りと子供にとっては夏休み最後の楽しいものであっただうが、現代はおやつも豊富でゲームソフ等でお地蔵さんよりも、楽しめるものが多々ある時代なのである。 バス停に向かうとお母さんに手を引かれた幼児が地蔵尊に向かってあるいている。 吾輩も早く帰ってプロ野球中継、巨人阪神戦をビールを飲みながら観たかったのは事実である。 地蔵盆は奈良時代・平安から続く日本の地蔵信仰による伝統的習慣的な子供の文化行事だが、何時か消えゆくのでは無いだろうか。
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