大阪市立美術館へ「上海」(近代の美術)を観に行った。台湾・国立故宮博物院から日本初上陸このチラシを見て大いに期待していった。「近代の美術」が頭からすっかり抜けていた。蒋介石が台湾に持ち去ったと言われる美術品と思いこんで行ったら、何のことはない個人が寄贈したものだった。でもそれはそれでよかった。書がたくさんあり、行書も隷書あまり崩さず読みやすかった。日本と違い8言2対が多かった。7言2句もあるのはあったが。書はきれいと言っていいのかと思うが、本当にきれいだった。以前中国へ行った時、故宮博物院へも観に行った。その際台湾の故宮博物院の話を聞いて1度拝見したいと思っていたので、そちらからの展示品は16点あった。2度、いえ3度観た。みんな素晴らしいのばかりだった。
午後から高島屋へ村上三島先生の書展も観てきた。先生は10代から書いていらしたそうだ。いろんな書体で書かれた作品が展示されていた。1枚書くのに3000枚書く、1つの書体をマスタ-するのに20万字は書くと説明文が展示されていた。決して先生と比べる訳ではないが、私など1枚書くのに10枚あまり書くだけ。これからもっともっと練習しはくては書いたうちにはいらない、恥ずかしい限りだ。