トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

自己コントロール

2007-05-11 | Weblog
先日、友達の誕生日パーティーでケーキに指を突っ込んで大ブーイングを受けて以来、少々ご機嫌の悪いトニー。

いつまでも引きずるなよぉ、、、、悪いのは君なんだから。

彼はこういうときに人格否定されたかのように落ち込んであたりちらしたりします。

「みんなで食べるケーキにトニーの指で触ったら、トニーのGerm(ばい菌)も食べることになるからみんなは大きな声でNo~~~!!と言ったんだよ。トニーが嫌いだから大きな声出したんじゃないよ」と説明しても、なかなかおさまりがつかなかった。

バースデーケーキ=怒声が彼の中にインプットされてしまったようだ。

5月4日のDaveのバースデーパーティーでは、「ケーキは食べる。でもキャンドルはダメ。ハッピーバースデーも歌わない。Celebrateしないで!」と真剣に言われた。

いつまでも自己コントロールできない行動を、気にし始めたのは成長した証拠だと喜びたいところだが、本人の痛みを思うと手放しで喜んでもいられない。

ポイントは、トニーを否定したのではなく、トニーを嫌いなのでもない。トニーがした行動に問題があるのだということを本人にわからせること。

根気よくその場その場で何がいけないのかを説明していくしかないのでしょうか?!