トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

犬と自閉症

2007-05-12 | Weblog
糖尿病の子供がインスリンショックが原因で起こす発作を、臭いで察知し、それを親に知らせる勇敢なサービス犬(介助犬)をテレビで見て大感激しました。

犬って本当に優れ者ですね。

我が家のガサ(ラブラドール犬)は約1歳4ヶ月。
子供がひとり増えたのと同じくらい手のかかる奴だけど、私達をハッピーにしてくれる存在は大きい。
サービス犬ではないのですが、犬恐怖症だったトニーの変わりようは感動に近いです。

最初は近寄ることもできなかったのが、だんだん慣れてきて触れるようになり、一緒に寝そべるようになり、今ではペロペロされてもクスクス笑って相手をする余裕まであります。

もっと驚きなのは、私が「出かけにガサがすごく吠えて後追ったんだよ」と言ったら、「ちゃんと”行って来ます”ってガサに言った?」と私を論したこと。

トニーは私達が庭のホースでガサにお水をやると、待って!と言ってキッチンからコップにお水を入れてガサに持って行きます。

ケニーとケンカして勝ち取った食べ物もガサにはあげます。

普通、盲導犬や聴導犬などは2歳以上でトレーナーに訓練されてからサービス犬として巣立っていくのに対して、自閉症のサービス犬は子犬のときから障害児と一緒に生活し、お互いを理解する、させる関係を築いていくところに効果があるそうです。

トニーがガサと仲良しになったきっかけは、ガサの垂れ下がった耳が裏返しになると直さずにはいられないこだわりからでした。
恐る恐る近づいては、サッと耳を元に戻して逃げ去って、、、、(笑)。