トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

昨日のこと

2008-01-20 | Weblog
昨日、停学をくらったトニーは無事に刑を終えて?帰ってきました。

なんだか私もどっと疲れてまわりの人に愚痴グチ言ってしまいました。

そのときのみんなの反応が、

“えっ~~!!”と絶句した人。
“なんてことを!!”と頭を横に振った人。
“絶対にいけない!!”と本気で怒った人。
“困ったねえ”と同情してくれた人。
“うちの子もそれで停学になったことある”と障害児のお母さん。

アメリカ人の反応がシビアであるのに対して、

日本人の友達は、

“そんなことで停学になっちゃうの?”
“障害児だということがわかってもらえないのかなぁ”

と、反応が全然違うのです。

私自身も含めて、人種差別の根の深さをいまいちSensitiveに感じられないのは平和な日本で育ったからかもしれません。

障害や差別をジョークで言いあえるくらいのほうが平等だというのは個人レベルのことで、公では命がけになるのは知っておくべきですね。

“悪気があるないの問題ではなく、自分を守るためにトニーにはその言葉を言うとケンカになるんだよと説明しました”
と校長先生に言われました。


私は、日本びいきをひけらかすアメリカ人に両手を合わせて“コニチワ”と何回もおじきされるとなぜかムッとします。
それは違うだろう!と怒鳴りたくなります。
大体、日本人はそんなにペコペコしてないぞ!とマジで切れそうになることあります。
殺したいとは思いませんが、、、、(笑)。


いろんな人がいろんな思いで生きているんだということ、忘れないようにします。