トニママ ジャーナル

カリフォルニアより自閉症と音楽と私の日々

レセプション

2008-05-01 | Weblog
学校からトニーの絵が学校区のアート展に入選したとお知らせをいただき、そのレセプションに行ってきました。

普段仕事場で子供達の絵をいつも見ているので子供の絵に対する私の目は肥えています。

だから、なんでこの絵が入選したのかちょっとわかりませんでした(笑)。

まあ小中学生の作品展だったので見劣りはしませんでしたが、かなり本格的な絵や斬新でユニークな絵がたくさんあって、こんなに上手な絵と一緒に展示されただけでもすごいこと!と思い、褒めてあげました。

レセプションでは他校の学生達の室内楽が演奏されて優雅なひとときでした。

でそのときに私が止める間もなくトニーが演奏者のそばに近寄って、指揮をしちゃいました

目でNo!と合図したのですが、まわりを見渡すと子供達はクスクスあざ笑っていたものの、学校関係者や親たちは結構楽しんでくれて“あなたの息子さん?”“演奏より彼の指揮のほうがよかったくらいよ”“すごい音楽的ね”などなどお褒めの言葉をいただき恥ずかしいやらうれしいやら、、、

見知らぬ女性が自己紹介してくれて、
「彼の指揮はすごいね。あれはチェロも第一バイオリンも第二バイオリンも全部の楽器の音が聞こえてないとできない指揮だよ。子供の指揮のコンテストがあるんだけど出てみたら?」とまで言われました。

そんなの無理だよ!だってスコア読めないもん!と突っ込みたいのを我慢して“ありがとう“とだけ言いました。

今度は後ろから「やっぱりトニーだ!」という声が聞こえ振り返ると小学校のときの校長先生でした。

「見たわよ見たわよ」と意味ありげに笑って近づいてきて、まるで相変わらずねえと言われているようでした。

その後、車を買い換えたばかりの校長先生とトニーは駐車場へ消え、車談義を終えてもどってくると「私の前の車のこと私より覚えてたんでびっくりした」と言われました。

いつものことですが、顔を隠したくなるときと手をあげて母です!と言いたいときの両極端の瞬間があります。
今夜はその両方だったので興奮冷めやらずです。

どんなときも物怖じしないミスター トニーを見習わなければいけませんね(笑)。

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