ときおりふくかぜが
はだざむく かんじる よる(夜)であった
つきよ(月夜)までには あと すうじつ(数日)と
いった
かんじの くもひとつない
よるぞら(夜空)であった
よぞらと書いても いいのだが
ここは
あえて
よるぞら
と
かいておこう
とくに
意味は
ない
よぞら
でも
よるぞらでも
なんら
かわりはない
そんな日の
21:30頃(ごろ)
ぼきは あるおっさんに
てれふぉんをした
ナウい
言い方だ
電話をした
と
書いてもいいのだが
あえて
テレフォン
と
記載(きさい)した
その おっさんは
8回目の コールで でた
「ハロー ハロー 」
と
てれふぉんに でた
ので
ぼき(僕)は
電話を
がちゃん
と
きってやった
つづく