今年のラブアップルコンサート(2014 8.2 千日前アナザードリーム)で演奏した「生きる&Let it be」のカラオケ練習録音に、たくさんの写真を貼り付けスライドショーで観られるようにしました。今回のステージも4曲演奏させていただきました。3曲目「生きる」(オリジナル曲)、4曲目「Let it be」(アレンジ曲)は、同じDチューニング曲で、しかも同じ3コードだけなので、休まず続けて歌うという前代未聞?の構成です。
法政大学時代コンサートマスターをしていたフォークソング同好会(民族音楽研究会)でこの「Let it be」を日比谷の野外音楽堂でご披露したことがあります。当時、関東学生フォークミュージック研究会連盟(通称・関フォー連)という団体がありました。GWの連休に12大学(法政・早稲田・慶応・明治・立教・中央・神奈川・独協・成城・フェリス女子・東京家政・白百合女子)が集まり、ニッポン放送も巻き込んだSINGOUTを競い合う「フーテナニー」と呼ばれた大コンサートでした。その時の「Let it be」を昨年アレンジし直し、和訳して演奏しました。
息子が5年生の頃、再びこのDチューニング・3コードを使って「生きる」を作詞作曲し、幼い彼に無理やりコーラスを歌わせ、連れ添いにはキーボードを担当してもらい家族で歌って楽しんだことがあります。あの時以来、いつかは<ラブアップルコンサート>でと、想いを募らせていました。今夜二次会で息子をステージ引っ張り出し、この「生きる」に息子にかつてのコーラスを付けさせ、再度演奏させていただきました。長年の夢をまた一つ達成できました。A君、お心遣い、ありがとうございました!
<生きる> 作詞・作曲:ユージ
人は泣きながら 生まれてくる
生きる苦しみを 知っているのか
人は多くのことを 学びながら
何故か人を傷つけ 涙まで失う
人の群れの中で 心に羅針盤を
人の群れの中で 花に心奪われ
人の群れの中で 哀れを知り我を知る
人は悲しみながら 心を深くする
生きている喜びを じっと噛み締めながら
人は笑いながら 心を育てる
過ぎ行く時の流れを そっと惜しみながら
人の群れの中で 心に羅針盤を
人の群れの中で 花に心奪われ
人の群れの中で 哀れを知り我を知る