昨日書き忘れたことが有ります。
「一所懸命フォトグラファー列伝」で取材をしてもらった当時は神立尚紀さんがライカM5を使っていたことです。
ライカを礼賛するカメラマンは多いが実際に使っている人を見たのは初めてで、「ライカは良いですか?」とバカな質問をしてしまった。
当然 帰ってくる言葉は「M5が一番です」と言ってシャッターを切った。
「シャッター音が小さい」
「いあや・・・これでも大きい方です」
それでオイラは個展の開催を終えて東京を離れる日に清水商会でライカM6を買ったのだ。
でも実際にM6を使うということはほとんどなかった。
露出(シャッタースピードと絞り値)とピント合わせの事ばかり考えていてはスナップが出来なかった。
それに一日中街を歩いて持っているにはM6とライカのレンズは重すぎるのだ。
2003年から9年経った「一所懸命フォトグラファー列伝」のなかで神立さんは、現在ニコンD800を使っている。
オイラも・・・作品を作れるデジタルカメラを買いたいなぁ・・・オイラはどうしても形から入るほうだから・・・これだというカメラが欲しい
この9年間で使わないライカは、なぜか2台になりレンズは3本になった。防湿庫に入ったままでライカM6の2台は観音様のように鎮座している。
体重=55.6Kg