殺人に関する小説・評論を多く上梓しているコリン・ウィルソンなら、マリリン・モンローの事件を自殺か他殺か、どう解釈しているだろう?と取寄せた。200ページのうちの13ページの記載があり2ページは写真が挿入されている。
マリリンモンローが亡くなったのが1962年8月で、親密な関係だったと噂されていたジョン・F・ケネディ大統領(1963年11月暗殺)弟のロバート・ケネディー(1968年6月に暗殺)は、モンローの死にには関与していない。しかしマリリンの死の寝姿が仰向けで直立不動の姿勢や大量の睡眠薬の瓶があったが胃の中は錠剤が無かった。そして電話の通話記録の紛失の不自然さなどから、誰かが何らかの指示があったのではないか?と疑いが存在する。それはハリウッドかも知れないしケネディ家かも知れない。そしてマリリンは、日頃から浣腸で麻薬や睡眠薬を摂取していた習慣があったという証言があるらしい。そうなると自殺か?事故?になるのだが、そしてマリリン・モンローは話題になるので、嘘を言ってマリリンと自分を身近に親密に見せたり、裏側を知っていると虚言をして金にしようとしている人も多数あるのだろう。しかしマリリン・モンローが亡くなって60年が経っても、マリリン・モンローの死という悲劇が、今もなおスターとして輝かせているのだと思う。