【蒸気機関車】
Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
「コレを考えた人は天才だろう」と思うモノに出会うことがある。
とは言え『天才』の前に『バカボン』や『テレビくん』、
『♪クイズだどんと来い(中部地区限定)』等がつかない『天才』に出会う機会が少ないように、
『天才的発明』と思えるモノに出会う機会もやはり少ない。
そんな中で、『両側跳ね上げ式トイレットペーパーホルダー 』に出会った時は思わずうなった。
アレが天才の閃きで無くて何を『天才的発明』と言うのか。
アレに比べれば、『ダイエットスリッパ』や『ごはん粒のくっつかないシャモジ』、
インスタント食品の調味料袋などに見られる
『マジックカット~こちら側のどこからでも切れます』などは子供だましもいいとこだ。
第一、『マジックカット』は「どこからでも切れる」と謳いながらも、my不器用ハンズにかかればどこからも切れない。
『マジックカット~こちら側のどこからでも切れませんが、切れないことでキレます』
というコピーを考えた自分の方が、余程社会的貢献度は高い。
で、天才の出現により一気に普及した『両側跳ね上げ式トイレットペーパーホルダー 』。
昔ながらの『蛇腹状の芯を畳みながらセットするペーパーホルダー』はほとんど見かけなくなった。のだが、
my事務所のトイレはいまだに『蛇腹式』だ。
今朝トイレを使用したところ、トイレットペーパーが上下(前後、か?)逆にセットされていた。
上(手前)から紙が出ているのではなく、下(奥)に垂れているのだ。
別に使えないことはないのでそのまま使ったのだが、気持ち悪いことこの上ない。
だからと言って天才の発明に慣れてしまった自分に、
『蛇腹を押し込んで外す→上下逆にする→再び蛇腹を押し込んでセットし直す』という行為はあまりにも過酷だ。
見なかった/使わなかったことにして、さっさとその場を立ち去った。
結論:紙(神)の不条理の前では天才も無力