中学受験の準備は何年かかるの？

最近は中学受験のコースが小学校1年生から始まるところもあるようですが、しかし実際に入試に出るところを学ぶのは、おおむね2年間です。

だから長い間2年間のカリキュラムが組まれてきたわけですが、だんだん少子化になり、生徒数が少なくなるにつれて、その減少分を学年の垂直展開で補う動きに拍車がかかり、まず4年生コースができました。

古くは「ジュニアコース」などと呼ばれていたコースで、その名の通り、本コースに入るまえの準備期間と位置づけられていましたし、4教科ではなく、2教科というところもありました。

しかし、さらに少子化が続くにつれて、塾は早く生徒を囲い込まなければいけなくなり、そのジュニアコースが本コースに組み入れられ、さらにジュニアのジュニアができ、いまはさらにそれが進んでいて、いったいいつから、という感じがするわけです。

で、本コースは2年で学ぶことができる。これは間違いありません。

だから2年間で受験準備を終えることはできるのです。ただ、それでは塾が困る。

なので、いろいろあるわけですし、今はそういう競争の結果として、さらに早い囲い込みを狙っていろいろなコースが作られている。

で、高校受験の塾もそうなって、今は小学生を早く取り込む作戦になっているわけです。

ただ、これもまた本当に高校受験に出ることを学ぶのは、まあ、2年間でしょう。

基本的に2年間ぐらいにしないと、だれる、部分はあるのです。

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